本当に世の中には色んな人がいるなーと思う、今日この頃。
現在、私の周りにいる笑えないやばい男と言ったら、そりゃぁもう、毎日職場で会うモラハラ男がぶっちぎりのトップ。
あまりの失礼な態度、話の通じなさに違う星から来た(宇宙)人だと思うようにして、なんとかやり過ごしている。
しかし、そんな笑えないヤバい男がいるかと思えば、ちゃんと笑えるヤバい男もいるわけで。
同じヤバい男でも、あたしゃ笑える方がいいのである。
少し前、トラックで荷物を運び終わって会社に戻り、次の日のために給油し、軽く洗車してから23時過ぎに会社を出た時の話である。
洗車なんかしないでもうちょっと早く帰りたいが、夜に高速道路を走るとフロントガラスが虫だらけになるんだな。( ;∀;)
私が働いている運送会社は街から少し離れた小高い場所にあって、周りにも運送会社ばかりでデッカい倉庫しかないようなところ。
トラックの出入りあるが、昼間であっても歩いている人なんかほとんどいない場所なので、23時ともなればシーンと静まり返り、真っ暗。
そんな夜道を車で少し走らせていると、突き当たりでライトに照らされた倒れている1人の男性の姿を発見した。
何だ、コレ!?((((;゚Д゚)))))))

こんな真っ暗な人気のないところで怖すぎる!!
そして、軽いパニックになった私がどうしたかというと、そのまま「見なかったことにしよう」として普通に左折して家に帰ろうとしたのである。
いや〜、人ってとっさにどういう行動に出るのか分からないもんですな。( ̄Д ̄)ノ
トラックで帰って来た時にこんな人いたっけ??
15分くらい前に他のトラックドライバーの方が帰って行ったのに、その人は気が付かなかったのか!?
私にだけ見えるお化けか何か!?
そんなことをグルグル考えながら車を走らせていたが、やはり冷静に考えると◯んでいるかもしれないし、病気で倒れている人かもしれないのに見て見ぬふりはいかがなものかと思い始めた。
そこで車をUターンして来た道を戻ってみることにしたのである。
もしかしたら見間違いで人じゃなかったかもしれないし!なんて、見間違いであったことを期待していたのだが、戻ってみると、やっぱり人・・・。
しかもピクリとも動いていない模様。( ;∀;)

そこでせっかく戻ったのだからさっさと声をかけてみればいいのに、倒れた人の心配よりも、もし変質者とかだったらどうやって逃げようとか自分の身の安全ばかり考えてしまい、しばらく車からその男性を眺めてしまった、ワタクシ・・・。
すみませぇん。( ;∀;)
しかし、そんな間もやはり男性は動かない。
会社にはもう誰もいないし、警察なり救急車なり呼ぶなら自分で呼ばなきゃならない。
意を決して、右手に会社のスマホ、左手に私物のスマホを握りしめ、(いつでも逃げれるように)車のドアは開けっぱなし、エンジンはかけたままで男性に近づき声を掛けてみたのである。
1メートルくらい離れたところから。( ̄Д ̄)ノ
「すみません!!大丈夫ですか!?」何度か大きな声で呼びかけてみたが、男性はピクリともしない。
これはひょっとして◯んでるかもしれないと思い、もう少し近づいて突いてみようとした瞬間に男性がムクっと上半身を起こした。
生きてる!!Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
「だ、大丈夫ですか??」と、再びおっかなびっくり声を掛けてみると、なんだか様子がおかしい。
独り言のように「すみません、ありがとう。」を何度も繰り返し、周りをキョロキョロ見渡して自分がどこにいるのか分かっていない様子。
そこでようやく気が付いたのだが、男性の足元にコンビニで売っているようなイカの乾き物の袋が開きっぱなしで落ちているではないか。
酔っ払い!!??Σ(゚д゚lll)
呆然となってその男性を見ていると、「すみません、ありがとう。」と言いながらその男性は立ち上がり、さらに何もない真っ暗な方へとフラフラと歩いて消えていった。
どこへ行くんだ!?( ゚д゚)
真っ直ぐ歩けていなかったので心配にはなったが、こんな誰もいない夜道で追いかける勇気はない。
私だって(中年になったとはいえ)一応女子なのである。( ̄Д ̄)ノ
生存確認はしたのだからヨシとして家に帰ることにしたのだが、車に乗って冷静になってくると自分のビビりっぷりと男性の不自然さに笑いが止まらなくなってしまった。
別の意味で怖い。( ̄Д ̄)ノ
数日経った今でも思う。
家も飲み屋もない、あのようなところに何故酔っ払いが倒れていたのだろう?
そしてどこに消えて行ったんだろう?
久しぶりに大笑いさせてもらったが、本当に世の中には色んな人がいる。
深く人と関わるのは大の苦手だが、こういう(後から)笑えるような出会いは大歓迎。(かも)
今後も笑える人との出会いを期待したい、えみ子さんなのであった。
ではでは。



コメント
怖い経験でしたね・・・。
そして、えみ子さんの優しいお人柄も伝わってきます。
終わってみれば笑えますよね。
マンゲンサイさん
いや、優しくなかったですね。放置しようとしましたからね。笑
本当になんだったんだろうと思います。