自分探しとは、自分の現状に満足できず、本来の自分の性格、人生の目的など、納得できるものを探し求めること。(らしい)
自分探しというのは若者がするもので、40を超えた中年女が自分探しなんぞイタすぎる・・・。
分かっちゃいるが、探さずにはいられない。
なぜなら、若い頃は歳を取るということがどこか人ごとのように思っていて、現状がずっと続いていくような気さえしていたのが、40を超えると流石にそんな呑気なことを思っていられないくらい体の色んなところが変化して行く。
あれ?思ったより人生ってあっという間に終わっちゃう?( ゚д゚)
人生100年時代というが、病気になったりして天に召された同級生の話もチラホラ聞くようになったし、自分もそこまで長生きするとは限らない。
なんかこのままじゃヤバいような気がする・・・何かしないと・・・という、よく分からない不安が中年女を襲い、自分探しへと駆り立てるのである。
長く働いてきた船を降りて、色んな人に何度も「もったいない」と言われた。
今働いている運送会社で、初対面のトラックドライバーのおっちゃんにさえ、「もったいねー!!」と言われる始末。
そして、話の流れで1年間無職で一人旅をしたりしていたなどと言うと、大抵が何と言っていいのか分からないような表情になる。
いい歳をして、アホだなーと思われているのかもしれない。( ̄▽ ̄;)
老後に2000万円(今は4000万?)は必要って言っている世の中で、貯金を取り崩して遊びまわっているような独身中年女は、私の住む田舎にはあんまりいないしな。
田舎の同世代女性は、結婚して子育てしているのが主流なので、独身女の道楽と言えば、道楽。
自分で言うのも何なんだが、今まで真面目に生きてきた。
子供の頃から勉強はできなかったが反抗期のようなこともなかったし、大人になっても横道に逸れるようなことはしてこなかったと思う。
まぁ、そのおかげでお金に困ることもなく、それなりの生活を送れてこれた訳なのだが、40に近くなった辺りから、このままの生活があと何十年も続いていくことに恐怖を覚えた。
いつも同じ人と連んで、現状の不満をダラダラ言い続ける毎日よ。( ;∀;)
もちろん、自分が何かの病気にかかったり、(前・前職で経験済みだが)会社が倒産して突然無職になって生活に困る可能性だってあるんだから、現状維持しようとするのも間違いではない。(はず)
実際、現状を打破すべく、バンジージャンプをする気持ちで20年以上乗ってきた船を降りる決断をしたわけだが、仕事を辞めたからといって何かが大きく変わったわけではないような。
職種や住むところが変わっても、私は相変わらず現状の不満をダラダラと言っている。(というか、書いている?)
この、何かしないと!というよく分からない不安や焦りは、もう少し年齢を重ねたら落ち着くのかもしれないし、散々ジタバタした末に何かが見つかるのかもしれない。
どこへ向かっているのか分からない、人生迷子になっている、えみ子さんなのであった。
ではでは。
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