20代の頃、ものすごいお節介にヒョイヒョイ乗っかかったことがある。
昨日のブログを書いてて思い出したんだが( ̄Д ̄)ノ
それは、田舎の道の駅で偶然出会った、とある神社の元神主のおじいちゃんが、男性紹介をしてくれることになった時のこと。
正直、元神主さんの紹介ということで、当時の私は「これって運命的な出会い!?このまま結婚??」というスーパーおめでたい発想をしてしまったのである。
少女漫画を読みすぎていたのかしら??
しかし、実際はそんな上手い話なワケないのであった。
神主おじいちゃん
何がきっかけで、田舎の道の駅で話しかけられたのかは、覚えていない。
ただ、とても天気の良い日で、妹と購入したお惣菜をベンチで食べていた時に、そのおじいちゃんが人相やら手相やらを見てくれることになった。(占いの内容も覚えてないけど)
そのおじいちゃんが居た神社は地元では超有名で、知らない人はいないくらい立派な神社であったこともあり、おじいちゃんの言うことを、そのまんま信じた私たち姉妹は能天気なのか、ただのアホなのか。
でもその有名神社のお札が、ポケットから何枚も出てきたもんで。
そのおじいちゃんに、私は早くに結婚を決めてしまわないと晩婚になるということを言われ、姉妹で大焦りした。
なぜ妹まで焦ったかというと、姉が先に結婚しないと自分が結婚しにくいと考えていたからである。
神主の紹介
その焦る姉妹に(というか、主に姉)対して、その神主さんが男性を紹介してくれることになった。
まだその時はスマホなんてなかったし、おじいちゃんとの連絡手段は、なんと手紙であった。
一人暮らしの住所を教えるのは怖かったので、実家に手紙が届くようにしたが、今思い出してもよく住所を教えたよなと思う。
これから詐欺に合わないように気をつけよう( ̄▽ ̄;)
そして、とある男性から一通の手紙が届いた。
内容ははっきりとは覚えていないが、きったない字でデートのお誘いだったような記憶がある。
さらに、そこからどんな流れだったかも思い出せないが、その男性と居酒屋デートということになったのである。
お節介の結果
居酒屋にワクワクで向かったのだが、そこに現れたのは「眉毛半分何処かに置いてきたの?」と言いたくなるような、超ヤンキー的風貌な男性。
神主さんの紹介ということで、てっきり真面目な好青年が来るのかと思っていた私は、逃げ出したくなったことを覚えている。
少女漫画のような展開を思い描いていた私が、一気に正気に戻った瞬間ね。
とにかく早く帰りたくなったが、逃げ出しては「バチが当たる」と思った私は、相手を酔いつぶす作戦に出た。
若い頃の、一番お酒に強かった時期の荒技と言える。
何を喋ったのかは覚えていないが、ビールでは時間がかかるので、ガンガン焼酎のロックを勧めて飲んだのは覚えている。
そして、私もかなり飲み過ぎたが無事に勝負に勝ったヽ(;▽;)ノ
相手は酔っ払い、早々とお開きとなり、二度と会うことはなかったのである。
神主さんともね。
その男性との会話で知ったのだが、その男性から私宛に届いたと思っていた手紙は、神主さんが書いたもので、神主さんは男女のお節介するのが趣味のような人だったらしい。
神主さんのお節介で、カップル誕生したりしたのだろうか。
真面目な好青年だったら、恋が芽生えていたかもしれないのに、残念!!
恋は芽生えなかったが、笑える話にはなったのではないかと思う、えみ子さんなのであった。
ではでは。
コメント