結婚するのが正解だと思うとき

出来事
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私は一度も結婚をしたことはない。

結婚を完全に諦めている訳でもないし、パートナーが欲しいなと思うことはあるが、正直言って結婚できる気はしない。

一人暮らし歴が長すぎて、もはや誰かと一緒に暮らせる自信がないのである。

普段は、ぼんやりとそのように思っている。

しかし!!!!昨日のような台風直撃(その他の災害時を含む)の時は、なぜ私は結婚してなかったんだ!??と、強い後悔をしてしまう。

このような非常時は、心細さが優ってしまい「神様、どうか私に素敵なアラフォー男性を!!」などと願ってしまうのである。

想像してたより風の音が凄すぎて、完全睡眠不足。→連続8時間睡眠が難しくなるお年頃

夜中はアパートが揺れ、屋根が吹っ飛ぶのではないかと本気でビビった。

こんな時、一人でなければどんなに力強いことか。

そして、台風が通り過ぎた後も「何で私は結婚していないんだ!」と思う出来事が。

それは、昨日苦労して降ろした雨戸(シャッター)が、今度は上がらない。

再びKure5−56を振りかけまくったり、曲がっている箇所をペンチで真っ直ぐにしてみたりしたけど、それでもあがらない。

もうこのまま真っ暗な部屋の中で、私は一人さみしく死んでいくんだ・・・という、絶望感に襲われる。

大袈裟にも程があるが、このような時、アラフォー独身女は悪い方に妄想しがち。(私だけ?)

どんな絶望感に襲われようとも、神様が素敵なアラフォー男性を寄越してくれる訳ではない。

5つある雨戸のうちの、2つが硬い。途中、3分の1くらいまでしか上がらない。

こうなってくるとイライラしてきて、泣きそうになる。

こんな時、素敵なダーリンがいたら、ヒョイと持ち上げてくれるだろうに。

このような夢見がちなところが、結婚できない一因でもあるが、妄想は止められない。

妄想がイタいだけじゃなく、肩も腰も痛くなってきたので、一旦雨戸のことは忘れようとご飯を食べたり、YouTubeを見てみたりしてみた。

独身女は、一人で何とかするしかないのである。

このように、どんな時も気分転換は大切だ。

一旦、時間を置いて再度チャレンジしてみたら、何ということでしょう。全ての雨戸がきちんと持ち上げられたのである。

なのことはない。上げられなかったら、不動産屋さんに電話→おじさんがやってくる→嫌だ→何としても自力であげなければ!ということで、火事場の馬鹿力を発揮しただけである。

Kure5−56を大量散布したおかげかもしれないが、上がった瞬間は、金メダルを獲得した重量挙げ選手の気分。

自分で自分を褒めてあげたい( ;∀;)

毎回、こんなことがある度に、結婚している友達が羨ましくなったものだ。

そんなことくらいでと言われるかもしれないが、そんなことこそ、結婚して良かったと思えることではないだろうか。(という想像)

まぁ、そんなことを考えても、私はこのまま独身道爆進間違いなし。

次に引っ越す時は、雨戸は上から下ろすタイプではなく、引き戸タイプの物件を探そうと思った、えみ子さんなのであった。

ではでは。

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