トナラーとは、駐車場をはじめ、電車や映画館、飲食店などガラガラなのにあえて隣を選んで駐車したり座ったりする人のこと。
話には聞いたことはあるが、実際にはあんまり体験したことがなかった。
それがどうでしょう。一人旅の時、隣ではないが、真正面に座る人に何度か遭遇した。
こんな時ってどうすればいいんだ??
一番最初は、神戸の三宮駅近くのカフェに入って本を読んでいた時のことで、私は中央を透明なアクリル板で仕切っている、長いテーブルに座っていた。
→【女一人旅】大分からフェリー『さんふらわぁ ごーるど』に乗って神戸へ
すると、若い女子がアイスコーヒーを持って目の前に座った。
この時は長いことそのカフェに居座っており、最初はガラガラだったのに、ちょっとお客さんが増え出した頃。
私と同じおひとりさまだったので、がテーブル席に座るのを避けて正面に座ってきたんだろうなーと思って、(本を読んでいたこともあって)あんまり気にしていなかった。
次は仙台からフェリーに乗って名古屋に到着した後、バスから電車に乗り換えて名古屋駅に向かっている時のこと。
(どこの駅か忘れたけど)駅のホームにもほとんど人がいなかったが、乗った電車もガラガラ。
何も考えずに一番近い席に座ったのだが、他の車両から移動してきた女性が、わざわざ私の真正面に座ってくるという、謎。
あれ?他にも席が空いていますよ??( ̄▽ ̄;)
ドアの近くだから降りやすいっちゃぁ、降りやすい。でも、もうちょっと横にずれるとか、私と同じ並びで少し離れて座るとか!!
正直、私の方が移動したくなったが、その女性が座った途端、立ち上がるのも失礼のような気がして、なるべくそっちを見ないように気をつけながら耐えた。
正面の大きな窓から景色を見ようとしても、必ずその人が視界に入ってくるので、横を向いてみたり、後ろの窓から景色を見てみたりしたが、結局、名古屋駅に到着するまでスマホをいじっているフリをするハメに。
何度か思いっきり目が合ってしまったが、どうも同じフェリーに乗っていた人だったような・・・!?
名古屋駅に着いたら、その女性も降りてどこかへ消えてしまったので、私の気にしすぎなんだろうけど、ちょっと嫌だった。
そのように、他人が正面に座るのが何となく嫌だなぁと思っていたのに、同じ名古屋駅で失敗してしまった。
名古屋城を見物して伊勢市駅に向かう前、名古屋駅にあったイートインコーナーがあるパン屋さんでお茶をしようと思っていた時のこと。
パンとコーヒーを持って、どこに座ろうか悩んだワタクシ。
店内はそこそこお客さんが入っており、普通のテーブル席に座るのは気が引けたので、(三宮駅と同様の)一人席に座ることにした。
が、空いている席は、絶対に他のお客さんの隣になるか、正面になってしまうかの究極の選択。
トナラーという言葉があるくらいだから、隣に座られるのは嫌だろうと思ったし、正面だって嫌なのは電車の中で経験済み。
しかし、そこのテーブルの中央に置かれたアクリル板は透明ではなく半透明で、人がいるのは分かるけど、はっきりした目線までは分からないくらいだったので、これくらいなら大丈夫かな?と思って、他人の正面になる席を選んだのである。
するとどうでしょう。私が座った途端、前に座っていた女性が立ち上がり、テーブル席へと移動してしまったのである。
しまった!間違えた!!((((;゚Д゚))))))) ゴメンナサイィ
移動した女性に申し訳なくなってしまったが、今更どうしていいのか分からないので、そのままパンを食べ、コーヒーを飲んだ。
こんなことなら、最初から私がテーブル席に座れば良かったと思った、えみ子さんなのであった。
ではでは。
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