みなさんは本を読んでますかー!?
少なくともブログを読む人は、文字を読むことに抵抗はないと推測されるが。
今、人生に悩んでいる人は、本を読んでみると、そこに背中を押してくれる一言があるかもしれない。
今まで読書の習慣がなかった人も、一度本屋に行ってみて気になるタイトルや、気になる表紙の本を手に取ってみてはどうだろう。
私が自分で思う、人生を変えた一冊は『風と共に去りぬ』
基本的には恋愛小説だし、高校生の時に読んだので細かい内容は覚えていない。(人生を変えたと思う一冊だけど、なんせ20年以上前のこと)
当時の私は船の免許を取りたいと思っていたのに、その為の進学をどうするか迷っていた。
船の免許を取るためには、高校卒業後2年間学校に通い、遠洋航海にも行かなければならない。(3ヶ月弱の航海を3回と、国内航海を数回)
3ヶ月航海は高校生の時に一度体験していたが、船酔い、ホームシックと本当にキツかったので、その後の2年間の事を考えると、なかなか決心がつかなかった。
その時にたまたま読んでいたのが『風と共に去りぬ』で、響いたのが主人公のスカーレット・オハラのお父さんのセリフ。
はっきりとは覚えていないが「どちらかの道を選ばなくてはいけない時、より困難だと思える方を選べ」というようなセリフだった気がする。
どういったシーンだったかも覚えていない。なんていいかげん。
ただそのセリフが私の背中を押してくれたのだけは覚えている。
その一言で、船舶免状を取るための進学を決めた。(単純)
私にとって、女子生徒一人で遠洋航海に乗り込むと言うことは、本当に覚悟がいった。
決めたものの、(怖くて)それを伝える面談で担任教師の前で号泣してしまった。「そんなに無理して行かなくても良いんだぞ!?」と教師はドン引き。私は泣きながら「いや、行きますぅぅぅ〜〜〜!!」。゚(゚´Д`゚)゚。
カオスな面談であったが、あの時のあの決意がなかったら、今、船乗りのえみ子さんは存在していない。
『風と共に去りぬ』は恋愛小説であるのに、なぜ船に乗る決意ができたのか今でも不思議。
人は迷っている時、自分の都合のいい言葉は勝手に目に付くし、いいように解釈するんだと思う。そしてそれが、一歩を踏み出すキッカケになる。
今迷っている人も、本を読むことで何かのヒントを得たり、何かを決断できるキッカケが出来るかもしれない。
今度は船以外の道を踏み出すキッカケを探すべく、本屋をうろついてみる。
まぁ、そんなややこしい事考えなくても、読書は楽しい。お家時間を充実させる、エンターテイメントであること間違いなしですぞ。
ではでは。
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