一人は怖いし、人と違う事をしていると、自分はおかしいんじゃないかと不安になる。
でも人と違うことをやり続けることによって、切り開ける未来もある。
ゴールが見えなくても、不安になっても、継続していればそれなりの場所に辿り着くはず。
他人の言葉を真に受けない
船の学校を選んだのは、地元にあって通いやすかったからだし、船の学科を選んだのは、ただ面白そうだったから。
入ってみてビックリ。女子学生の姿がない!中学校の時の担任は「他の学校から来ると思うよー」などと言っていたのに、ウソツキ。
おまけに入学してからは、学校の先生から「何しに来たの?」と言われ、祖父からは「女がそんなところに何しに行くんだ!?」と怒られる。オーマイゴット
海技免状(船の免許)を取るために、さらに進学した時も、「海技免状を取ったからといって、就職できるか分からないんだぞ!?」と、先生から念押しされた。
将来的に、絶対船に乗りたいんだー!!と思っていたから、そのような言葉を聞いても、脱落しないですんだ訳ではない。
ただ単に、せっかく女生徒第一号として入学したのだから、記念に免許くらいは取っとくか。という緩いもの。
だから人の言葉も軽く聞いていたのかもしれない。まじめな忠告だったかもしれないのに。
女性で船に乗り続けていると言うと、人からものすごく信念のある人、志の高い人と思われたりする事がある。
実際は、そんなことはないのである。
続けるのは大変なこと
なんでも続けることは大変である。ブログだって大変だ。
船の学校は、楽しいことよりも、辛いことの方が多かったように思える。今、当時と同じことをやれと言われても、絶対できない。脱落しなかったことは、本当にミラクル。
そして、私は志の高い人間ではない。
ものすごく頑張って努力し続けたというよりかは、もうやだー!もうやめたいー!と散々愚痴りながら、ただその環境に居続けただけ。
今思うと、ここは反省点だったと思う。
ただ居続けるのではなく、もうちょっと努力し続けていたら、また今と違った世界が見えていたかもしれない。
大事なのは、努力と改善を繰り返し、考えながら続けること。
それなりの場所
一般的な女性(?)と同じようにしてこなかっただけで、就活しないで、誘われるまま就職できた。これは運が良かったと思う。
人とちょっと違うことをしてみた方が、運も掴みやすいんではないだろうか。
今では船の仕事に限界を感じて、また違うことをしないといけないと思っている。
でも、船のことを続けてきたことは、後悔していない。ものすごく大変だったけど、時間が経てばそれもいい経験だったと思えるから。
きっと今から別のことをするのは、大変だ。でも続けていれば、それなりの場所に辿り着くはず。と思える。
まだ辞めてないし、何するか決まってないけど、次はちゃんと努力を続けられることを探したいと考える、えみ子さんである。
ではでは。
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