現在、実家に妹と子供二人と(大型)犬二匹が帰省しており、家の中がカオスとなっている。
犬は保護犬で人が苦手だし、大きい音を立てると怖がるので、なかなか掃除機もかけられず、クイックルワイパーをせっせと掛けているが、毛むくじゃら状態。
おまけに荷物が収まる場所がないのでいろんな物も散乱しており、絶望的な状況になっているが、人って不思議なもので、ここまでくるとどうでもよくなってくる。
片付けても片付けても部屋が綺麗になるわけではないし、洋服もシワっシワだけど、まぁいいか。
小汚いおばさんの完成である。( ̄Д ̄)ノ
私が実家に戻りたての時は、将来的に(自分の)負担が減るように、捨てるべき物は(勝手に)処分しよう!!と意気込んでいたワタクシ。
しかし、今ではそのようなことは無理だと分かってきた。
私には無駄な物に見えても、(当たり前かもしれないが)親にとってはお宝の山に見えるらしく、処分するたびに、ものすごく傷ついたような顔をしてこっちを見る。
おまけに、帰省している妹まで物を処分したがる私を酷い人間のように言うではないか!!
そう、二人にとっては、私は宝ものを処分しようとする悪魔のような存在。
私が知らなかったのだが、母は私たちの子供の頃の物を大きな箱に入れて隠していた。
テストの答案用紙やら夏休みの宿題やら、作文や絵。それも1〜2枚づつとかではなく、埃をかぶって何枚も。
それを見た私は、こんなに大切にしてくれていたのね!感動!!とか思うわけではなく、なんでこんな物を大量に・・・どうするんだ?( ゚д゚)
(私には)ゴミにしか見えないそれらを、一気にゴミ袋に入れる私を見て母と妹は「とっておいてまたいつか見ればいいじゃん」と言いながら、やはり私を非道な人間を見るような目で見るし、二人で「懐かしぃ〜」と言いながら、(捨てる物もあるが)どんどん保管用の箱に入れていく。
そりゃ、タイムカプセルのように見れば懐かしいと感じるし、こんなこともあったなぁと思うかもしれない。
でも私の予想。今度広げて見る時は、(今度こそ本当に)捨てる時だと思う。
だって、今回広げて見る時までそんな物の存在を完全に忘れており、今まで広げて見た形跡もないからである。
そんな物が押し入れを占拠するんか・・・そして、自分で処分する気がないということは、いつか私が処分することになるんでしょうか??
物を処分するにもお金がかかるし、私だって心が痛むのだよ。( ̄Д ̄)ノ
と、冷めた目で見ていた私だが、まぁここは親の家だし、ただの居候の身なので口を挟む方がおかしいのかもしれない・・・いざとなったら妹が処分するでしょという考えに落ち着いた。
以前にも、食器が多すぎるので少し処分したら?と母に提案したことがあったが、母は「人が来た時に使う!」と言って絶対に処分したがらなかった。
そして、妹一家が帰省してそれらの食器を使ったかというと、案の定なのだが全然使っていないのである。
そりゃ普段よりは枚数を使うが、取りやすい場所から使うので普段使っている食器と何ら変わらないし、一番使ったコップといえば、モロゾフのプリンが入っていた空きコップ。
棚の奥に10年は使っていないと思われる食器たちは、きっとこのまま使われることがないと確信した。
今日、母と妹に「地元を離れてから冷たい人になったね」などと言われたが、違うのだよ、思ったことを言うようになっただけなのだよと言いたくなった、えみ子さんなのであった。
ではでは。
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