本棚を整理して思ったことがある。→アラフォーが身軽に生きるための捨て活・その3
私の本棚では、色んな本たちが出たり入ったりを繰り返してきた。
一時期ものすごくスピリチュアル的な本が並んだことがあったのに、それらがいつの間にやら消えている。
本がそっち系になっただけではなく、占いにもハマり、「当たる」と聞けば、少々遠くても占ってもらいに行っていた。
それは、周りの友達も同じだったような気がする( ̄Д ̄)ノ
しかし、現在ではスピリチュアルな本は一冊も残っていないし、そこまで関心もなくなり、占いといえば、雑誌で見る「しいたけ占い」か「ゲッターズ占い」くらい。
今思うと、ああいうものに縋りたくなる時期だったんだと思うのであった。
占いにハマったきっかけ
私はもともと占いに興味はなかった。
正直言って、「あんなものに、よくお金を払うよね」くらいに思っていたくらいだ。
そう思っていた20代のある時、ひょんなことから占い大好きになった。
田舎の道の駅で、昔神社で神主をしていたというおじいちゃんが、話しかけてきて占ってくれたり、友達と合コン帰りにタクシーで反省会をしていたら運転手さんが「恋のお悩みですか?」と、占ってくれたというようなことが続いたことがあった。
本当かどうかは分からないけど、おじいちゃん神主曰く「神主はそういうのを見れないとダメ」らしいし、タクシーの運ちゃんは、「昔、そういうのを生業としていた」らしい。
そういうことが立て続けに起きると、占いに興味のなかった私でも、気になってくる。
占いって怪しいもんだと思っていたのに、意外と気軽で、世の中には占う人、占ってもらう人が多いんだなと知ったのである。
スピリチュアルや占いが楽しい時期
私が占ってもらったり、スピリチュアルな本を一番読んでいたのは、20代後半。
あの頃は、友達も含めて夢中になっていた気がする。
スピリチュアルといえば、当時ブームだった引き寄せの法則( ̄Д ̄)ノ
引き寄せの法則とは、強く願ったり、信じたりするものは実現しやすいという考えのことであるが、私たちが引き寄せたかったのは、ズバリ結婚。
結婚というよりも、出産のリミットをすごく意識していた時期だったので、まさに藁にもすがる思いであんなに一生懸命だったんだろうなと思う。
必死になりすぎて、パワースポットの出雲大社まで行った記憶が・・・。
冷静に考えると、結婚に必死になっている女子の集まりってイタく見えてたかもしれない。
が、女子同士が占いについてキャッキャしているのって、とてつもなく楽しいのだよ。
生産性なんてものは全くないし、何の悩みも解決しない堂々巡りの会話が、楽しくてしょうがなかったのである。
アラフォーになると
スピリチュアルや占いに散々踊らされた女子も、それぞれの道を歩いている。
占いが行動するキッカケになって結婚した友達もいるし、楽しい時間を共有できたりするので、いい思い出である。
しかし、アラフォーになると友達同士でそんな話題も出てこなくなるし、そんな不確かなものよりも、お金や健康の方が話が弾んだりする。
現実的ではある。
が、アラフォーになって、あの無駄な感じの会話が恋しい時がある、えみ子さんなのであった。
ではでは。
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