私は無職の子供部屋おばさんであるが、旅に出た。
さっさと就職活動をして実家から脱出するべきなのかもしれないが、この機会を逃したら今度はいつ旅に出られるか分からない。
歳を取った時、「あの時、ああしていれば・・・」なんて思わないように、これは行っとくべきでしょ!?
例え自分の蓄えが、すっからかんになろうとも!!( ̄Д ̄)ノ シンゾウハイタイ
そう思って、ぼんやりしたプランだけ立てて大阪に旅立ったのである。
さんふらわぁ むらさきは2023年4月に就航した新しい船。
最初は飛行機に乗って旅立つことも考えたのだが、飛行機は急なチケットは値段が高いし、安いチケットがあったとしても妙な時間帯しか取れそうになかったので、気になっていたフェリーで旅立つことにした。
なんで気になっていたのかというと、就航したての、日本で初めてのLNG燃料フェリーといううたい文句。(正確には同航路のくれないが初ということらしいけど)
難しいことはよく分からないが、とにかくピカピカでエコなフェリーって楽しそうじゃないか!!
それに、以前の船旅がものすごく楽しかったのも思い出した。
→【女一人旅】大阪からフェリー『きょうと』に乗って新門司港へ
時間があるなら船旅ってのもいいもんである。
18時45分別府発のフェリーに乗船するために、意気揚々と別府へ向かった、ワタクシ。
ちなみに、予約をしたのが出発2日前( ̄Д ̄)ノ
本当は別府駅周辺も色々見てみたいと思っていたのだが、準備に手間取ってしまって家を出るのが遅れてしまった。
この大事な旅立ちの日に乗り遅れては大変だと思い、どこにも寄らずにフェリー乗り場へ向かったのである。
フェリー乗り場に到着するまであんまり人気がなくてちょっと不安だったが、このフェリーの姿を見たらテンション爆あがり!!
天気はいいし、ワクワクしてくるではないか!!
外から見ているだけでもワクワクしたが、中に入るともっとワクワク。
さすが新しい船だけあってどこもかしこも綺麗だし、豪華。
船の上に行けば行くほど豪華になるのだが、船内を探検した時、スイートルームのところでは中国語しか聞こえてこなかった・・・。
私の部屋は、タイタニックでいうところのレオナルド・ディカプリオたちの部屋ってことなのかしらん?
とはいえ、船は現代の船はいいわぁ( ̄Д ̄)ノ
私は女性専用の共同部屋(?)だったのだが、タオルも歯ブラシも付けてくれてるし、寝るだけならこれで十分。
テレビも見れるし、古いタイプの船と違って、色々と使い勝手のいいこと!
女性トイレには、このようにパウダールームも数多く併設されていたし、カーテン付きもあって、とっても便利。
数は多いが、朝は争奪戦だった( ;∀;)
なんにも困ることはない!!と、言いたいところだが、一つだけ節約一人旅に優しくない!!と思った事がある。
それは、1人で食事ができるようなテーブル席がなかったこと。
食事は船内ビュッフェですれば何の問題もないのだけれど、2300円もする。
いや、値段に文句を言っている訳ではない。
ビュッフェだし、船の上だし、それくらいはして当たり前だと思っているのだが、どれくらいの旅行になるのかハッキリ定まっていない無職の私にとって、初っ端から一食にそんなに出せないのだよ。
来る前にコンビニにも寄って来なかったし、どうしよう?と思っていたのだが、そんな節約一人旅のためのようなテイクアウトの単品メニューもあって、ホッ( ̄▽ ̄;)
で、テイクアウトのパスタがあったのは良かったし、購入したのだが、今度はどこで食べていいのか分からない!!のである。
テーブル席はないし、ちょっとしたベンチのようなソファのような椅子しかないので、食べる場所を探し求めて彷徨う、私。
そして、私と同様にテイクアウトのパスタを持った人たちがウロウロしているという・・・。
お仲間が!!( ;∀;)
今まで乗ってきたフェリーは、ちゃんとテーブル席があってこんなことはなかったのになぁ。
結局、他のテイクアウトした人たちにならって、知らない女性が座っている前の椅子に無理やり入り込み、小さなサイドテーブルに置いて何とか食べ切った。
パスタは美味しかったが、なんと食べにくかったこと。
ひょっとしてテーブル席を置いていないのは、ちゃんとビュッフェで食事をさせようという、船側の作戦なのかもしれないと思った、えみ子さんなのであった。
ではでは。続く。
コメント
豪華な旅ですねー!写真を見るだけでわかります。
テーブル席の問題。
その理由は・・・何となく、えみ子さんが仰る通りかなと思います。
でも、うらやましい旅です。
マンゲンサイさん
船は豪華ですが、乗っている私は地味なお客ですよ。
値段を気にせず、ビッフェで生ビールを飲みながら食事ができるようになりたいものです。