仕事もこの先どうなるか分からない。何があってもいいように、未だかつてない節約生活を送っていた私。
夏の間は引きこもり、洋服もほぼ買っていない。大好きだったカフェ通いも封印し、家で自分の入れたコーヒーを飲む。物凄く堅実な人になったような気がしていた。
節約生活が当たり前になってくると、今度はお金を使った後に罪悪感を感じるようになった。
節約生活
倹約家か浪費家。どっちかと聞かれたら、私は間違いなく浪費家だったと思う。若い頃は節約なんて考えなかったし、ほしいものがあれば我慢せずに買っていた。それが、仕事がいつまで続けられるか分からないと考えるようになった時、初めて節約を真面目に考えるようになった。つまり超最近( ̄▽ ̄;)
真面目に節約をするようになると、通帳を眺めることが楽しくなっていき、もっと削れるところはないかと頭を巡らせる。そしてお金を使うことに、ものすごい罪悪感を覚えるようになったのだ。
「とにかく物を買わない」をスローガンに、あんなに毎シーズン買っていた洋服も、ほぼ買わない。外に出れば買い物をしてしまうので、スーパーくらいにしか近寄らない。
先月より少しでも多く使ってしまうと、何にそんなに使ったんだろうと反省する。よく見てみると、美容院に行ったりとか、化粧品を補充したりとか。せっかく美容院で綺麗にしてもらって、ウキウキで帰っても、カードの引き落としを見て反省してしまう。「カラーリングはもうちょっと先延ばしでも良かったのでは・・・?」
ただのドケチと化していた私である。
お金の使い方がヘタ
仕事がどうなるか分からないから。老後が不安だから。という考えから節約に走っているが、どうなるか分からない先のことを考えすぎてお金を使えなくなっている私は、物凄く損をしているんではないだろうか。
美容院などはアラフォー女性にとっては、必要経費だと言える。その必要経費まで出し渋って、くたびれた中年女性の見た目に、なっていいのかー!?
好きだったカフェ通いもやめて、優雅なひとときがなくなってもいいのかー!?
基礎化粧品のランクを下げて、肌がカサついてもいいのかー!?
と、自問自答してみる。カフェはやめても問題ない気がするが、お金を使うことが怖すぎて、その後に得るものに意識がいかない。
お金を使って得たものよりも、なくなった金額の方に意識がいくなんて、どうかしてるなぁ自分。と思う。
お金を使う
しかし、元々は浪費家な私。秋になって洋服や靴、雑貨なんかも気になり始めた。欲望のまま買い物して、罪悪感に苛まれるなんか、最悪だ。どうせ使うなら、気持ちよく使いたい。
身の丈にあった本当に必要なもの、似合うものを厳選して購入したい。
老後の心配をして、今幸せになるためのお金を使うのに、罪悪感を感じる必要はない!だって明日死ぬかもしれないじゃん!と自分に言いかせる。
そう言い聞かせないとおしゃれな秋服を買い逃し、みるみるうちに、くたびれた中年女まっしぐらになりそうな気がするのである。キケン( ̄^ ̄)
ではでは。
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