好きな服から似合う服へ

外見の迷走
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自分の好きな洋服が、必ずしも似合うとは限らない。

これは大問題である。

若い頃ならちょっとくらい「あれ?」と思っても、「気のせいかもしれない」と思えるほどの違和感で済むのだが、アラフォーになると、その違和感は見て見ぬ振りができないほどに。

好きな洋服から似合う洋服へシフトチェンジ中。

私は体型に似合わず、ちょっとラブリーな洋服が好きだった。

恥ずかしくて人に言ったことなかったが、ロリータファッションだって嫌いじゃない。

むしろ憧れ。( ̄Д ̄)ノキタコトナイケド

それはきっと、昔好きで見ていた映画「下妻物語」の影響が大きかったのかもしれない。

主人公の深キョンがロリータ・ファッションに身を包んでおり、その姿の可愛いこと、可愛いこと。

あぁ、私も深キョンみたいになりたかった・・・。

深キョンよりも、なぜかヤンキー役の土屋アンナの方がロリータファッションが似合っていたのも意外だったが。

田舎ではほとんど見ることがないが、たまに(旅行者と思われる)若い人がロリータファッションに身を包んでいるのを見かける。

ロリータファッションが好きな人って、あの一切の妥協がない感じが好き。

そして、その姿にリスペクト。

洗濯が大変そうだとか、汗じみが・・・とか、メイクがめんどくさいな、などと言う人には着る資格がない、あの感じ。

私には、自分のことのように悲しくなる、着る服について色々言われている有名人の方がいる。

それは、レスリングの金メダリスト「吉田沙保里」さん。

きっと今までレスリング漬けの毎日を送っていただろう彼女が、引退してテレビに登場するようになった時に着ていた服は、けっこうラブリーなワンピースが多めな印象。

女性らしい格好に憧れていたのね、分かるぅ〜。私もきったない作業服やカッパを着ていたから、その反動で女性らしい洋服に憧れがあるもん!と、天下の金メダリストに対して勝手に親近感を持っていたのである。

レスリングには全く興味がないけれど。

おまけに、決して華奢には見えない、肩幅ゴツめなところも一緒ではないか。

鍛え抜いた筋肉と、自堕落な生活で付いた脂肪という違いはあるけど( ̄▽ ̄;)

そんな風に思っていた時、ある番組にふんわりとした甘めのワンピースで出ていた彼女に対して、こんなコメントが書かれていたのを見かけたことがある。(読まなきゃいいのに)

「ゴツいから甘い洋服が似合わない」という言葉。

それを読んだ私は「ゴツい肩幅だって、ラブリーな洋服が着たいんだよ!何着たっていいじゃん!!」(怒)と、思ったものである。

しかし、彼女は強かった。そんな外野のどうでもいい声を見事に跳ね除け、ラブリーな洋服を着続けている。(印象)

正直なところ、私には人からあれこれ言われるほど、似合っていないのかよく分からないんだが。

で、自分が言われたわけでもないのに私がどうしたかというと、あっさり鞍替え。

そうか、ゴツい肩幅にはラブリーな洋服は似合わないのか・・・( ;∀;)

私には好きな洋服を着続ける、強いメンタルがなかったのである。

今では、なるべく似合う洋服を着たいと思っているが、似合う洋服もよく分からないので失敗も多い。

色々試しながら、そのうち自分に合ったスタイルを見つけられればいいなと、思っている。

迷走している内に、ひょっとしてロリータファッションのおばあちゃんが出来上がるかもしれないと思っている、えみ子さんなのであった。

ではでは。

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