本気で捨てる覚悟ができたなら、その覚悟が揺らがなないうちに捨ててしまおう。
そう思って、今度は不用品引取業者さんが電話に出るまで、ベルを鳴らし続けようと思っていた。
すると、そんなに待つこともなく、ちゃんと出た。Σ( ̄。 ̄ノ)ノアレ?
以前、棚を捨てる時になかなか電話に出ない印象を持っていたのだが、それって、私が電話を切るのが早すぎてただけかもしれない。
よぉ〜く思い返してみると!!
「捨てるぞ!!」とは思っていたけど、捨てる罪悪感から「捨てようと思っているけど、業者さんが見つからないんだもん」という、言い訳を探していたようにも思う。
実際に捨てるまで、随分と時間がかかったもんなぁ。
今回も時間はかかったが、前回よりは短縮されたので良しとしよう。
電話に出た業者さんに「いつがいいですか」と聞かれたが、「今日来れるなら、今日お願いします」と言えた私は、着実に心も軽くなっている。(と、思いたい)
そして、そんな私の捨て活の成果である。
こちらの本棚は、業者さんにより簡単に解体された。
すると、ただの7枚の板になった( ゚д゚)
それを見ると、なんでこんなただの板を「大事にしなければ」と思っていたんだろう?と不思議に思えたし、前回の棚同様の爽快感!!
どうにかして好きになろうとして手を加えたソファーも、罪悪感より爽快感の方が優った。
ドーンと部屋を圧迫していた、ほとんど座ることもなくなっていたソファーも、業者さんにかかれば、ただの粗大ゴミ。
DIYが大変だった分、ソファーは処分したら後悔するかもしれないと思っていたけど、そんなことはなかった。
頭の中で、ドナドナは流れたけど、やっぱり涙が出そうなくらいスッキリしたのである。
私って、粗大ゴミに手を加え、大事にしていたんだなぁ( ̄Д ̄)ノ
ようやく実行に移せた私は、軽い捨て活ハイテンションになっていた。
やってきた業者さんは、黒縁メガネの若いお兄さんただ1人。
電話の時に「そんなに重くない」と伝えてあったからかもしれないが、さすがに1人じゃ大変なんでは・・・。
持ち運びに手を出そうとする私に「大丈夫です」と、全然触らせようとしない。
おそらく、業者さん的には、客に手を借りるわけにはいかないと思ってのことだろう。
プロだなぁとは思ったけど、ソファーがドアに突っかかって全然出らんやんけ。
結局、テンション高めの私はソファー運びも本棚解体にも手を出した。(業者さん、根負け)
冷静に見ると、若い男性に余計なお節介を焼くおばさんの図。
ひょっとしたらまたお世話になるかもしれない業者さんなので、もう少し慎み深い態度を取ればよかったと思う、えみ子さんなのであった。
ではでは。
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