四国の旅の大本命だった剣山の景色は、イマイチな感じで終わってしまった、残念なワタクシ。
頑張ったからといって報われるわけではないのは、まるで人生のようではないか・・・。
山登りは奥が深い( ̄Д ̄)ノ
剣山のリフトを降りた後、今度は奥祖谷二重かずら橋を目指して車を走らせたのだが、この道、リフト乗り場から標識が出てるだけのことはある!
行きの道と全然違うではないか( ;∀;)
→【女一人旅】ただひたすら前へ・・・国道438号を通って剣山へ向かう
他の車の気配が感じられるし、狭い道があるにはあるのだが、対向車が来ても普通にすれ違うことができる!(リベンジ登山するなら、絶対こっちを通ると決意)
行く前は、剣山も奥祖谷二重かずら橋も、素敵な観光ができるところだと思うのだが、観光ブック(まっぷるとか)に大きく載っていないのを不思議に思っていた。
が、今回の旅でその理由がわかったような気がする・・・行くには道路が狭いし、駐車場も広くないのであった。
これなら楽勝!とルンルンで運転し、無事に奥祖谷二重かずら辿り着いたものの、橋を渡らずに通り過ぎただけ。
なぜなら!本命だった剣山の景色がイマイチだったので、せめて川下りだけは逃したくない!!という気持ちがあったから。(乗船時間の問題)
そう。上からがダメなら、せめて下から四国の大自然を味わいたいのだ!!( ̄Д ̄)ノ
奥祖谷二重かずら橋を通り過ぎた後、さらに運転を続けていると民家が見えてきたのだが、そこにはたくさんのカカシが並べられていた。
最初は本物の人かと思ったのだが、カカシと分かって一安心・・・じゃなくて、めちゃくちゃ怖いわっっ!!( ;∀;)
なんでこんな寂しげなところに、大量のカカシが置いてあるんだっ!??と思ったけど、なぜかそのカカシの写真を楽しそうに撮影している外国の方がチラホラもいて、さらに不思議な光景であった。
奥祖谷二重かずら橋の前にも外国人を見かけたけど、みなさん、こんなところまでどうやって来てるんでしょ?
アクティブすぎやしないか?( ̄Д ̄)ノ
カカシは怖かったけど、ここまで来ると完全に人の気配が感じられるし、川下りの船の時間にも間に合いそうだったので祖谷のかずら橋には寄ってみることにした。
祖谷のかずら橋が近くなると、突然、広々した駐車場と立派な売店が現れ、“だからこっちは観光ブックに大きく載っているのね”とすごく納得した。
売店は気になったが、川下りの遊覧船の時間に間に合わなくなるので、猛ダッシュで通り過ぎ、とりあえず橋を渡る。
駆け足ではあるが、この景色を見れて良かった!!
そして、恐怖の橋渡り。
めちゃめちゃ下が見えるし、揺れるし、ギシギシ鳴るし、とっても怖い。怖いんだけど、渡り終えた時の達成感よ。
駆け足でかずら橋を渡った後は、目的の大歩危峡観光遊覧船乗り場へ。
その日最後の遊覧船に間に合ったのだが、平日ということもあり、お客は私と、もう一人男性の一人旅の方だけであった。
とっても気まずい( ゚д゚)
待ち時間はとっても気まずかったけど、船が動き出したらそれも気にならないくらい、美しい景色!!
船頭さんが色々と説明してくれるし、鯉が泳いでいるのも綺麗に見えるし、超楽しい!!
剣山は残念だったけど、下から見る景色も美しい。
紅葉したら、きっともっと綺麗なこと間違いなしだし、船頭さんも季節によって全然違うとおっしゃっていた。
大満足で川下りが終わると、(私より)よっぽど気まずかったのだろうか?一緒に船に乗っていた男性がものすごい勢いで去って行った。
そんなに逃げなくても・・・( ̄▽ ̄;)
他にも、近くにあるらしい小便小僧の像も見たかったのだが、やめた。
山道を激走し、山登りから川下りまでしたのでなんだか疲れてしまったのである。
川下りの後は、そのまま高知に予約していた(お手頃な)ホテルへと向かったのだが、到着した時にはもう外は真っ暗で、夜は大爆睡してしまった。
広い大自然を思う存分味わいたい時は、余裕のある日程とお財布が必要だと思った、えみ子さんなのであった。
ではでは。続く。
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