独身中年女の劣等感

内面の迷走
スポンサーリンク

世の中に、器用貧乏という言葉がある。

器用貧乏とは、「器用でなんでもこなすことができるゆえに、どれも中途半端になって大成しないこと」をいうらしい。

貧乏という言葉がくっついているので、ネガティブなイメージを持っていたのだが、冷静に考えると、やはり器用な人っていいなぁと思ってしまうのである。

その気になれば、どこへ行ってもうまくやっていけると思うから。

今まで3つの会社で働いたことがあるが、どの会社にも、何でもそつなくこなす器用な人というのは存在した。

無いものねだりというのは自分でもよく分かっているのだが、そのように器用にこなせる人がいつも羨ましくて仕方なかった。

ヨッ!正直者!( ̄Д ̄)ノ

なぜなら、自分はできることと、できないことにムラがありすぎるからである。

というか、できないことの方が圧倒的に多い。

以前の職場でも、手先が不器用すぎて作業は下手だったし、人前で喋るのも苦手すぎて会議はしどろもどろ、人間関係は何年経っても上手く構築できず。

船の運転は(かろうじて)できていたが、そんなものに何の価値がないと思ってたし、何でもそつなくこなし、みんなと仲良くできることの方がずっと価値があることだと思っていた。

私は結婚もしていないし、子供もいない、おまけに仕事もできない!なんて悩み、絶望した頃もあったっけ。

なんて、劣等感の塊。( ;∀;)

せめて仕事くらいは平均的にできるようにと色々やってみたが、できるようになるどころか、焦って更なる大惨事になることもしばしばであった。

それは、今でもあんまり変わっていない。

運転はできるようになったので、独り立ちは何とかできたが、相変わらず他の作業は要領が悪くてポンコツっぷりを発揮している。

えぇ、それはもう悲しいくらいに。( ̄Д ̄)ノ

もっと色々なことが器用にこなせれば、選べる職種も増えるんだろうしが、40年以上も生きてきた今なら、分かる。

どんなに頑張ってもできないものは、できない!!!( ̄Д ̄)ノ

器用な人を見て羨ましく思ってしまうことはやめられないかもしれないが、これからは、できることで細々と頑張っていこうと思う。

気楽に生きて、足るを知る人になりたいと思う、えみ子さんなのであった。

ではでは。

にほんブログ村 ライフスタイルブログへにほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへにほんブログ村 ライフスタイルブログ 40代の生き方へ

コメント

  1. 匿名 より:

    私は器用貧乏だという自負がありますが、「これができます」ってはっきり言えるものがある人が羨ましいです。しかも船だのトラックだのを運転できるってかなりの強みだなぁと思います!

    • えみ子さん より:

      人は「隣の芝生が青く見えるもの」ってよくいいますよね。
      本当にそう思います。
      でもやっぱり、私は器用な人が羨ましいです・・・。笑

タイトルとURLをコピーしました