別に物欲がある事が悪いことではない。
自分の好きな物で囲まれた部屋は落ち着くし、自分の好きな洋服を着ることだって超楽しい。
それが自分を表現する手段となるし、頑張って働くための力になる。
が、(私もそうだが)ほとんどは物欲に踊らされているだけの事が多い気がする。
何が本当に好きな物で、何が自分にとってのオシャレなのかも分からない( ;∀;)
そして現在、その物欲に踊らされている(ようにしか見えない)散財系の母の多すぎる物のおかげで実家の片付けは難航しているのだが、自分も物欲を手懐ける事ができなければ、母と同じ道を辿ること間違いなし。
将来、物だらけの部屋に住むのを避けたければ、早いうちに自分の物欲を手懐けた方がいいと、実感している。
実家の片付けを行なっているが、父のてっちゃんと同じくらい、散財系の母も嫌になってきた。
というか、母の方が手に追えない( ̄Д ̄)ノ
てっちゃんの場合は、(誰が見ても)捨ててもいいようなゴミを溜め込むが、母の場合は、それなりのお高い物、もしくはお高く見えるような物を溜め込んでいる。
なぜかテレビが4台もあったり、ダイソンのようなコードレス掃除機が3台+普通の掃除機だったりとか数のバランスがかなりおかしい。(ような気がするのは私だけ?)
お茶を淹れる急須なんかはスケルトンタイプが4つ、和風のが(今数えてきたら)7つもあった。
「人が来た時に使う」と言っているが、寮母でも始めるつもりなんか?と毎回、心の中でツッコミを入れている。
他には、引き出しの中に(昔使っていたであろう)グッチやルイ・ヴィトンの財布だったりを並べているのを見つけた時は、頭がフリーズしてしまった。
おそらく、壊れたから買い替える、古くなってみすぼらしくなったから買い替えるとかいう感じではなく、「いいな」「かわいいな」と思ったら、衝動的に買ってしまうのだろう。
とまぁ、母の物欲に文句を言っている私だが、自分の物欲について考えるようになったのは、つい最近で、それまでは私だって欲望のまま洋服やら靴やら購入していた。(蛙の子は蛙なのである)
考えるようになったきっかけは、無職になる予定ができたので、収入が減っても大丈夫なように、必要最小限の物で暮らす予行練習を始めたから。
買い物に行く度に、本当にこれを私は欲しているのか?本当に必要な物なのか??という自問自答を繰り返していると、完全に流行り物に踊らされていた自分に気付く。
無職にはなったが、自分の物欲について(本気で)考える機会があってよかったと思う。
あのままだったら、私も将来的に物に溢れた家を作り出していたこと間違いなしだし、その物たちに注ぎ込む金額の事を考えると恐ろしい。
早めに物欲を手懐けるということは、それだけ人生においての出費を抑えることが出来るのだ。
もっと早くから考えとけば、無職生活もエンジョイできたかもしれないのにと思う、えみ子さんなのであった。
ではでは。
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