他人の非を突き詰める性格は、幸せから遠のく

出来事
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自分の非は人に指摘されたくないが、人の非は嬉々として指摘する。

ハッキリ言って、このような性格は幸せから遠のくこと間違いなし。

私のことである。( ̄Д ̄)ノ

世の中には色んな人がいて、色んな考え方がある。

そして、その時の状況や環境も人それぞれ。

街中で人がぶつかって来た時、謝りもしなかったらイラッとするだろう。

しかし、その謝りもしなかったその人は朝からものすごい下痢で、トイレを探してそれどころじゃなかったかもしれない。

もしくは、別れを切り出された彼女に復縁を試みようと、彼女の後を必死に追いかけている途中だったのかもしれない。

そういう背景があるかもと思えれば、少々のことでは腹も立たず、穏やかな気持ちでいられると思う、今日この頃。

数日前、こんなことがあった。

スーパーで買い物をした時、いつもならセルフレジで済ませるようにしているが、その時のスーパーは立体駐車場の駐車券を機械に通してもらわないといけないので、有人レジへ。

店員さんが商品のバーコードをレジに通している間、いつでも渡せるように駐車券を持って待機していた私。

「ポイントカードは?」「持ってません」というやりとりの時、一応駐車券を店員さんの前に差し出してみたが、店員さんは何も言わないし、駐車券を取ってくれる気配はない。

気がつかないのかしら?そう思って、全商品のバーコードを読み終わるのを待って、店員さんに「駐車券を・・・」と言ったら、「ここじゃできません!!」と、言われた。

その時の言い方がだいぶ強く、目も合わせず、冷たいこと冷たいこと。

が、よく行くスーパーだったので、私は知っている。

いつもはそのレジでも、駐車券を引き取ってくれることを。

レジにすごい人が並んでいたなら「他所でやってくれ」という気持ちも分かる。しかし、その時のレジには、私の後に並んでいる人はいなかったのに。

why??( ;∀;)

駐車券をいつ出そうかと、手に持ってタイミングを伺っていた私は、なぜか怒られたような気持ちになり、恥ずかしくなった。

持っているのは分かっていただろうに、もうちょっとやんわり言えないものなのか。と、ここでイラついてしまうところに器の小ささが出てしまう。

そして数日後、同じスーパーに行った時、この時のことを思い出した。

あの時は、駐車券を通す機械が壊れていたのかもしれない。

それか私の記憶違いで、そこのレジは駐車券を通す機械がなかったのかもしれない。

リベンジだ!!そう思った私は、駐車券を持って同じレジに並んでしまった。

そして、その日の店員さんは研修中と書かれたカードを首からぶら下げていたので、これはまたもや拒否されるかもと思いきや、その店員さんは私の持っている駐車券にすぐ気づき「駐車券お預かりしますね」と言って、後ろにある機械に通してくれたのである。

ほら!!ここの駐車券を通す機械は、ちょっと後ろだけど、ちゃんとあるのだよ!!私の記憶違いじゃなかった!!

そこで自分が間違いじゃなかったことを確認した私は、思わずあの冷たかった店員さんの姿を探してしまった( ̄▽ ̄;)

まぁ、顔を覚えていなかったのだが、「ちょっと後ろに下がれば機械があるじゃん!!」「他の店員さんはしてくれるじゃん!!」と、あの時の店員さんを責めたくなる衝動に駆られた。というか、心の中では大いに責めた。

なんとネガティブな思考回路よ。おまけに執念深い。

自己肯定感が低いのにプライドは山のように高い弊害

あの時の店員さんは、下痢で早くトイレに駆け込みたかったのかもしれないし、やっぱりあの時だけ機械が壊れていたのかもしれない。

そういう風に考えられた方が、きっと穏やかでいられるし、幸せになれると思う。

他人の非を突き詰めようとするタイプに必要なのは、想像力だ。

というか、そんな小さなことは気にも留めずに忘れてしまうのが一番だと思う、えみ子さんなのであった。

ではでは。

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