私は恥ずかしながら、すぐ泣く方だと思う。
キツい言葉をかけられたり、ちょっとした注意を受けた時もそうだが、優しい言葉をかけてもらった時でも、すぐに涙が出そうになる。
別に泣きたいわけではないので、一応、我慢はするんだが。( ̄Д ̄)ノ
そして、その我慢が一番効かなくなるのが、本音を話そうとする時である。
タイトルに病気を付けてしまったが、こんな病気があるのかは知らない。
ただ、本音を誰かに言おうとすると、自分でも病気じゃないか?と思ってしまうほど必ず涙が出てくる。
悲しいわけでもないのに本当にボロッと出てくるので、不思議。
私はブログで自分の恥ずかしい部分を平気で晒しているが、リアルでは過去に秘密主義の人と言われたことがあるくらい、本音を話すのは苦手。
別に本音を秘密にしときたい訳ではないのだが、話そうとするとセットで涙が出てきてしまうので、言えなくなってしまうだけ。
結果、ヘラヘラ笑っていてもよく分からない人の出来上がり。( ̄Д ̄)ノ
このような性質を持っていても、別にプライベートでは(面倒ではあるが)そんなに困ることはないのだが、仕事が絡むと、さぁ大変。
本音(というか意見を)求められたりした時など、毎回涙が出そうになるのである。
まず、喋ろうとすると息苦しくなり言葉が出てこない。
それでも無理やり言葉を発しようとすると、言葉よりも先に涙が出そうになるので、困ったものである。
いい歳をした大人が仕事中に泣いたりすることは、周りの人だって困るに決まっているし、とっても恥ずかしいことだと自分でも分かっているのだが、勝手に出てくるのだからしょうがない。
かろうじて泣くのを我慢できても、涙を抑えることに意識が向きすぎておかしなことを喋り出してしまい、大失敗をしたことが何度もある。
焦って、さらなる大失敗を呼ぶのよねぇ( ;∀;)
ちなみに、人の顔を見ながら喋らなくて済む、ほぼ決まった文言をマイクで喋る船内放送はスラスラ言えるし、前々職の時からずっと「上手」と褒められていたので、私にこんな性質があるなんて、誰も知らないであろう。
むしろ、前々職では船内放送くらいしか褒められることはなかったような・・・?( ;∀;)
自分の意見が言えるちゃんとした大人になりたかったし、こういう性質を克服しようと、会議がある時は事前に練習してみたり、(私なりに)色々とやってみたが全然ダメだった。
克服しようと頑張ってみてもどんどん自信がなくなっていくだけなので、もう諦めた。
昔だったら、この諦めるということが物凄く悪いことのような、負けたような感覚になっていた。
が、中年女となった今、この諦めるという選択も大事なんだなと感じる。
現在は、そのような場面に遭遇しない職種(というか、トラックドライバー)なのだが、別に諦めたからといって◯ぬわけでもないし、本当に気が楽になった。
これで変なところで泣かなくて済む。( ;∀;)
きっとこの先も、そのような場面に出くわしたらトンズラすること間違いなし。
私の本音は話すのではなく、書く方向に全振りすることにした、えみ子さんなのであった。
ではでは。
コメント
うわぁ、よくわかります!
私も涙が出そうになるんですよ、だから友人にも本音トークなんてできません。
声を出す前に感情が極まっちゃうのかしら?
えみ子さんの文章はとても面白いし嫌味がなくて好感度大です。
書くほうに全振り、いいと思います!
青山さん
ここに分かってくれる人が!
本当に困りますよねぇ?
書くのは平気みたいなので、また読んでもらえると嬉しいです。
あついですね
誰かが言っていました
「女と子供は養い難し、子供は泣くを、武器とし、
女は怒りと涙を武器とする武器を持たない男はどう戦えと言うのだ」
論語をもじったジョークのようです。
さて、涙の源泉については諸説あるようですが
「胸の氷のむすぼれて とけて涙となりにけり」
が、シックリするように感じています。
(島崎藤村の「若菜集」の草枕の1フレーズです)
涙は、胸の奥にある氷が自然融解して瞳から溢れでるのではと思っています。
私は子供の頃に「男子(おのこ)は泣くな、愚痴るな」と厳しく育てられましたので、
人前で涙することは無いようです。
それでも電車の中や喫茶店で読めない本があります。
「12人番目の天使」オグマンディーノ著は、自然に涙がでてきます。
心の奥底に潜む氷河が自然融解され溢れてくるものと――――。
本音トークで古い氷を溶かすのもありかと思います。
暦では秋ですが暑さ厳しき折、ご自愛ください
nablaさん
泣くこと自体は体に良いらしいですね。
古い氷が溶けきったら、私も人前で泣かないで済むかしら。
nablaさんも、ご自愛ください。