おしゃべりが好きな人って、時々、時間泥棒のようになるなと思う、今日この頃。
聞く人の状況も考えずに、なぜあんなに自分のことを延々と喋り続けれるのだろうかと不思議になる。
みんなが楽しくおしゃべりをするには、状況を整えるという作業がけっこう大事かも。
例えば女子会のように、時間と場所を設定した時に思いっきりおしゃべりを楽しむのがベストだと思う。
私は現在、トラックドライバーとして働いているのだが、最近、これがなかったらあと30分は早く帰れるのに・・・と思うことがよくある。
たかが30分、されど30分。( ̄Д ̄)ノ
毎日、高速道路を片道3時間弱かけて荷物を運んでいるのだが、会社に帰ってくるのがいつも、夜。
トラックが到着した後、給油をするのが日課になっているのだが、いつも同じ時間帯に帰ってくる大型トラックドライバーのおじさんがいる。
そのおじさんは、いつもトラックをピカピカに磨き上げている綺麗好きの、おしゃべり好き。
会社に戻ってからのルーティンとして、私の理想は給油した後に、トラックの前面にこびり付いた虫の残骸を落としてから帰るのが望ましい。
なぜなら、夏になると出社してから洗うには暑すぎるし、干からびて落ちにくいからである。
が、そのおじさんがいると、大型トラックをピカピカにするまで終わらないので、私は洗車できないで帰る羽目になる。
それでも早く帰れるならまだよくて、給油場所と洗車場所が隣にあるので、時にはおじさんのおしゃべりが始まってしまうことがあるのだが、兄弟の話、会社の人の話、車の洗車用品の話とものすごく長い。
正直、名前を出されても全然知らない人の話ばっかりだから、知らんがなとなる。
この前など、おじさんがトラックの洗車をしていたので、もう最初から自分の洗車は諦めて、給油が終わったらサッサと帰ろうと思っていたのに、おじさんは洗車の手を止めて給油している私の所に来ておしゃべりを始める始末。
洗車ができない上に、早く帰れないという、地獄。( ;∀;)
「早く帰りたい」という気持ちが強すぎて、ちょっぴり泣きそうになった。
おしゃべり好きな人って、なぜああも聞いている人に関係のない人のことまで話し続けることができるのか、謎。
そのおじさんの話を聞いていて、同じくおしゃべり好きな近所のおばちゃんのことを思い出した。
そのおばちゃんは母と仲良しで、近所に住んでいるため私も小さい頃からよく知っているのだが、本当に(自分のことを)よく喋る。
おばちゃんがうちに来た時、私が出かける準備をしていても話を止めないし、時には孫のアルバムまで持ち出して披露してくる。
「出かけるの?」と、確認しといて喋り続けるのは一体何なのか!?( ゚д゚)
私が化粧をしている最中に、隣で話続けるおばちゃん・・・。
どんなに適当に聞いていても、やはり準備する時間を取られてしまうので、「サッサと帰っとくれ!!」と思ってしまったこと、 数知れず。
とまぁ、トラックドライバーのおじさんを時間泥棒の悪者のように書いてしまったが、話しかけてくるようになった最初のキッカケは、私のトラックの鍵が電池切れしたことにある。
夜、会社に戻ってトラックのエンジンが掛からず、給油場所からトラックを移動させることができなかった時、トラックを磨き上げている最中のおじさんが手を止めて一緒にスペアキーを探してくれたり、自前のドライバーで鍵を開けてくれたりして助けてくれた。
そう。一番最初におじさんの洗車する時間を泥棒しちゃったのは、何を隠そう、この私。
本当にスミマセン・・・( ;∀;)
おじさんは嫌な顔一つせず、長いこと私に付き合ってくれたのに、おじさんのおしゃべりから逃げたくなってしまっている、心の狭いワタクシ。
近所のおばちゃんだって、私が好きだからという理由で、(高級な)お菓子を持って来てくれたりするのに、私ったら。
お互い様ということもあるし、コミュニケーションを取ろうと思ったら、ある程度の自己開示は大事だと思っている。
が、おしゃべりするときは相手の状況とか時間も考えて欲しいし、毎回は勘弁してください・・・と思ってしまうのは、私だけであろうか?
そのよく喋るトラックドライバーのおじさんは(勤務表みたいなのをチラッと覗いたら)いつも12時間くらい働いているのに、その後、退勤のタイムカードを押して時間をかけてピカピカにトラックを磨いている。
それでもおしゃべりが苦にならないって、1秒でも早く会社から去りたい私からすると、バケモノなの!!?と思ってしまう。
ヨッ!正直者!( ̄Д ̄)ノ
おじさんの天職はトラックドライバーで間違いないと思う、えみ子さんなのであった。
ではでは。
コメント
他人の話に割り込む。話の腰を折る。そしてひたすら自分の話ばかりする。それもつまらない話。どこでもそう言う人がいます。迷惑です。困ったもんです。どうにもなりませんね。
マンゲンサイさん
私も気をつけようと思いました。汗