田舎と都会のデジタル格差

出来事
スポンサーリンク

旅行に行って思った事がある。

それは、ただ田舎に住んでいるか都会に住んでいるかの違いだけで、デジタル格差は広がっていくんだなぁということ。

都会のおじいちゃん、おばあちゃんが駅の改札口に、当たり前のようにスマホをかざしている姿を見た時は、すげぇと思った。( ゚д゚)

歳を取っても、必要に駆られれば、人はそれに対応していくものなのね。

そして、絶対に慣れていた方が、楽なこと間違いなし。

小倉駅から特急列車に乗って、地元へと戻ったワタクシ。

【女一人旅】いつでも行けると思っている場所には、いつまで経っても行かない不思議

船にもバスにも酔わなかったのに、最後の特急列車で乗り物酔いをしてしまった。

途中で普通列車に乗り換えたのだが、ここから最後の問題が発生するとは思っていなかった。地元だし。

今まで電車やバスに乗る機会がなかったので、モバイルSuicaの使い方やチャージの仕方を調べて今回の旅に挑んだのだが、旅をしている間にすっかりSuica生活に慣れてしまった。

なので、当たり前のようにSuicaで改札をくぐり地元に向かう電車に乗ったのだが、車内のアナウンスで途中の駅までしかSuicaが使えないことを知った。というか、忘れてた。

これって、どうすればいいの??( ;∀;)

ググってみると、駅員さんに「入場記録の消去」をしてもらわないと、次は使えないというではないか。

慌てて、Suicaが使える駅で一旦降りたのだが、今度は切符が買えないときた。

そこの駅は無人で、切符の自動販売機を置いてあったのだが、現金オンリー。

行きたい駅が小銭圏内だったので最初は500円玉を入れたのに、出てくる。

どうも令和の新しい500円玉が受け付けないようで、何度入れても、出てくる。

仕方ないのでお札を入れようとしたのだが、その自動販売機は1000円札オンリーなのに、私の財布に入っているのは5000円札オンリーで、頭がまっちろ( ゚д゚)

駅の周りは薄暗くなり始めて他に人はいないし、お店も見当たらないので、最初は「どうせ誰も見ていないんだから、無賃乗車しちゃう??」という、悪魔の考えがよぎった。

しかし、私も一応良心というものがあるし、いい大人なんだから、払うべきものは払わなくては!!

よく見ると、自動販売機の近くにインターホンがある。しかも、『気軽に押してください』とな。

恐る恐るインターホンを押してみると、「はい!!どうされました!?」という、おじさんの明るい声が。

私が500円玉は出てくるし、5000円しかお札を持っていないことを伝えると、「え〜っとぉ〜、その場合はぁ〜仕方ないですね・・・ゴニョゴニョ・・・」と、向こうでもどうしていいのかわからない模様。

結局、到着した駅の方で支払ってくださいということを言われ、そのまま電車に乗ったのだが、到着した駅も無人だし、同じタイプの自動販売機でオーマイガッ!!

一応500円玉を入れてみたけど、やっぱり戻ってくる。

そこで、私がどうしたかというと、そのまま帰っちゃった。( ̄Д ̄)ノ

え!?ダメだった??でも、一体どうすりゃーいいんじゃ!??私だって、無賃乗車しようと思ってした訳じゃないし、もうすでに予定より遅くなっちゃったし、疲れたし、早くお風呂に入って寝たいんじゃーー!!

えぇ、Suicaの確認をしていなかった私が、悪いってのは分かっているんですけど!!

私が悪いと言うなら、今からでも誰か集金に来てくれ。

このように、田舎はSuicaが使える環境がないし、必要がない。

レジも現金オンリーのところが多いし、田舎のおじいちゃん、おばあちゃんがいつまで経ってもデジタルに拒否反応を示すワケである。

しかし、都会でスマホをかざして改札を通っていたり、電子決済をしているお年寄りを見て、環境が整えば嫌でも使えるようになるのではないかという希望が湧いた。

なんで、そのようなことを思ったかというと、私の父であるてっちゃんのデジタル拒否反応が凄まじすぎるからである。

どれくらいてっちゃんが酷いかというと、もちろんセルフレジで買い物なんてしないし、スマホでメールやLINEなんかもできないし、少し前にガラケーからスマホに機種変更した当初は、電話すらかける事ができずに、親戚中に間違い電話をしまくっていた。

最近になってようやく電話をかけれるようになったのと、(母が教えて)YouTubeを見るようにはなったが、それ以外は完全拒絶。

先日も「扇形のマークが消えている!!」と、大騒ぎしながらスマホを私のところに持ってきた。

Wi-Fiに繋がっていないってことなんだけど( ̄Д ̄)ノ

(ドケチなてっちゃんには、扇形のマークが付いていないところでYouTubeを見たら、電話料金が爆上がりするっていうことだけ教えてある)

今までだったら、Wi-Fiに繋げてスマホを返していた私だが、都会のお年寄りを見て心を入れ替えた。

ちゃんと教えれば次からは自分でできるかもしれないし、世の中にセルフレジしか無くなった時も抵抗なく扱えるようになるかもしれないと思い、てっちゃんにスマホを見せながら「ここを触ったから扇形のマークを消えたんで、ここをこうすれば扇形のマークが出てくる・・・なんちゃらかんちゃら・・・」と、丁寧に教えてみた。

すると、どうでしょう。てっちゃんは、迷惑そうな顔をするだけで、全く覚えようとしないし、触ろうともしない。

「もういい、ありがと!」と言いながら、正常に戻ったスマホを持って出て行ってしまった。

その後も「YouTubeが消えた」「画面が動かない」「懐中電灯みたいな灯りが消えない」その他諸々で私の所にスマホを持ってきては、同じことの繰り返し。

都会のお年寄りと、田舎のお年寄りの何が違うのかと考えたら、圧倒的にデジタル機器に触れる回数が少ないのだと思ってたんだが、それだけじゃないのか?

てっちゃんは、最近ではコンビニがセルフレジになってきたので、コンビニも避けるという負のループ。

せめてセルフレジくらいは自分でできるようになってくれ!!と思う、えみ子さんなのであった。

ではでは。

にほんブログ村 ライフスタイルブログへにほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへにほんブログ村 ライフスタイルブログ 40代の生き方へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました