母と娘のマウント合戦

家族の迷走
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私が旅行に行きたいと強く思っていた理由が、散財系の母への負の感情を浄化させるためでもあった。

負の感情を浄化するための一人旅

しかし、帰って来てから、そのような負の感情は一生なくならないものだと知った。

だって一度は浄化されたとしても、次から次へと新たなモヤりが生み出されるものだから!!

実家を出る時、「ちょっと旅行に行ってくる」とだけ告げていつ頃戻ってくるとか、どこへ行くとかは全く教えないで出発したワタクシ。

まぁ、自分でもよく分からないまま出かけたんだが。

時々、生存確認のLINEだけは送っていたが、母は結局、私が帰ってくるまでどこに行っていたか全く知らないままであった。

なので、帰って一番最初に聞かれたのは「どこ行ってたん??」ということ。当たり前か。

私も一人旅の高揚感から、張り切ってどこへ行っていたか、どんなところで泊まっていたかを話した。

で、母は私の話を最初は「ヘェ〜」とか言いながら聞いていたのだが、いつの間にやら母の北海道旅行の話を嬉々として話し始めた。

(私が料金が高すぎて諦めた)レンタカーで、(雨で諦めた)富良野や美瑛に行ったことや、北海道は夏よりも、(私の行ったことのない)秋の紅葉シーズンの方がおすすめとか。

気がつけば、完全に私が聞き役に。

正直、その話は100回くらい聞いているような気がするんだが、今、私が楽しんだ話をしている時に、被せてくる必要がある!?

おまけに、私がゲストハウスに泊まったという話をしたら、母は「私が北海道で泊まってたホテルは2〜3万したかもしれない・・・」と言って、知らなかった新事実を笑顔で教えてくれた。

その金額は、確実に知らない方が幸せだったと思う。( ̄Д ̄)ノ

そうして、また新たにモヤったのだが、はて?このモヤり方は他でも味わった事があるような・・・?と思い、思い出したのだが、女の友達同士で度々発生するマウント合戦ではないか。

親子であっても同じような事が起こるのねぇ。

思い返せば、母は両親が早くに亡くなったことで、どんなに大変な思いをしてきたかということを、まだ学生だった頃の私に泣いて話して聞かせたが、私の話はスルーされてた印象。

私が体調不良を訴えても「痛いと思うから、痛い」、辛いことを訴えると「他の人はもっと大変」で、話は終了。

母が娘にかけた、呪いの言葉

そう。我が家では、母が一番大変で、かわいそうで、おまけに旅行では一番いい思いをしている人!!じゃないといけないらしい。

子供の頃はそんな母の話を真剣に聞かないと!!と思って真面目に聞いていたが、正直、ストレスでしかないしムカつくので、今回はその正直な気持ちを態度に表し、母の北海道旅行の話をフ〜ンと適当に聞いてみた。

そして私も母と同じように、母の行ったことのない仙台や伊勢、奈良の話を自慢げに話してみたのだが、今度は友達とフェリーに乗って神戸のイルミネーションや世界遺産の村・白川郷を見に行った時の話が始まってしまった。

これをどっちもどっちと言い、似たもの親子にも見えるんだろうなぁと思った、えみ子さんなのであった。

ではでは。

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