負の感情を浄化するための一人旅

受け身マインドからの脱却を目指すべく、一人旅に出かけた私であるが、もう一つ大きな理由がある。

→アラフォー無職、一人旅でマインドリセットを図る

それは、散財系の母への負の感情を浄化させたいという想いもあったから。

母は私に「お金を貸して」と言える人であるし、言われた私も気持ち良く貸せるほど良い娘ではない。

いつも必ずモヤっている(￣Д￣)ﾉ

子供頃、いつもお金のことで喧嘩している両親を見ていたので、船で働き始めた当初は実家への支援（というより妹の支援）にお金を出すことにそんなに不満はなかったし、喧嘩の種を積み取れることに喜びさえ感じていた。

が、いつも私が予定していた金額よりも上の金額を言ってくる母に、だんだんと不信感が募っていくようになった。

船に乗っていなきゃ、田舎に住む20代前半の女子には絶対にムリじゃん(　ﾟдﾟ)

そして、妹の専門学校通いが終わり、就職して大きな出費もひと段落したと思ったのに、母はまだ「お金貸して」と言ってくるではないか！

あれ？(　ﾟдﾟ)　ﾅﾆﾆﾂｶｳﾉ？

その妹への出費が終わって、母が何をしていたかというと、めちゃくちゃ旅行に行っていた。

あれ？(　ﾟдﾟ)　ｳﾁﾊﾋﾞﾝﾎﾞｳﾅﾊｽﾞﾃﾞﾊ？

南は沖縄から北は北海道まで、いろんな所へ友達と弾丸ツアーのようなものにも行ったりしていた。

あれ？(　ﾟдﾟ)　ﾜﾀｼﾊｲｯﾀｺﾄﾅｲｹﾄﾞ？

いや、ひょっとしたら、実家に私の知らない借金があって、私が貸したお金はそっちに回されているのかも！と、思おうとしたが、正直、私のことをATMか何かと勘違いていませんか？と、言いたくなった。

確かな使い道は母しか知らないが、旅行に行くお金はあったのね・・・( ；∀；)

そんなこともあり、私は母の金銭感覚を全く信用していないが、それは何となく母にも伝わっているのだろう。

一度貸すのを渋ってからは、滅多なことでは「貸して」と言わなくなった。

それでも、母が楽しかった旅行の話をするたびにモヤモヤした気持ちにさせられていたし、今回、実家に戻って母の旅行の写真を見つけた時には、楽しそうに笑っている母を見ても、良かったねとは思えない自分がいた。

というか、デビルえみ子さん発動(￣Д￣)ﾉ

母は両親を早くに亡くして苦労したらしいけど、友達と楽しく旅行ができるようになって良かったね・・・という感情が湧いてくるわけではなく、私が向いていないと思った船に乗り続けている時に、平気で「お金貸して」と言ってくると思ったら、こんな楽しそうな旅行ばっかりしやがって！！チッ！！

こっちはいつ「お金貸して」って言われるか分からないから、自分の楽しいことにお金使うのが怖くなったわー！！仕事も辞められなかったわー！！（辞めたけど）

このドロドロした感情を一旦浄化して、お金のことも母のことも「そんなこともあったね」と、折り合いをつけれるようになりたいと思う。

自分がしんどいと思いながら働いても、全くお金が貯まらなかったからムカついたのかもしれない。

100%、自分の娯楽ためだけに、お金を使うことができたら過去のモヤモヤも、どうでもよくなるかもしれない。

そう思って決めた一人旅でもあるが、貯金が底をつき、母にあの時お金を貸さなかったら・・・という、新たなドロドロした感情が出てきたらどうしようと思っている、えみ子さんなのであった。

ではでは。