アラフォーになった今、なぜだか身軽になりたくて仕方ない。よって、捨て活継続中。
ネットで溢れているミニマルな生活への憧れかもあるが、おひとりさまは終活も頭によぎる。
だって人生100年時代とはいうものの、何が起こる分からない。何か起こった時に、人に迷惑はかけられないと考えるのである。
しかし、アラフォーの娘さえ終活を考えるというのに、実家の両親は全くそんなこと考えていないように見える。
元気な証拠と喜ぶべきところだが、帰省するたびに増えている物を見ると、恐怖におののくのである。
捨てが追いつかない
父のてっちゃんは、とにかく物が捨てられない。
他人の家でいらなくなったゴミみたいな物でも、貰って帰る。
おそらくてっちゃんが独り身になった場合、テレビに出てくるようなゴミ屋敷になるだろうと思っている。
そして、そんなゴミを貰ってくるてっちゃんに対して、毎回散財系の母が激怒するのがお決まりのパターン。
「なんでそんな物を貰ってくるんよ!?」と言って、問答無用で捨てて行く。
てっちゃんは「使う!!」と言って抵抗するが、絶対使わないことは家族全員が知っている。
散財系の母は、自分が要らないと思ったものは捨てれるようだ。
友達から貰ったという、好みでない古着などはどんなにお高そうでも、試着をしてみることもなく、ゴミ袋にポイっ∑(゚Д゚)
「本人が捨てられないから、代わりに捨ててあげている」ということらしいが、いらない洋服を断りもせず受け取り、迷わず捨てる姿にびっくりたものである。
母の場合、捨てる時は思い切りがいいが、それよりも買う量の方が多いのである。
さすがは買い物好きな散財系。
捨てを促してみる
必要な物の数、大事にしている物も人によって違う。
人それぞれの価値観は尊重しなければいけない。それはたとえ実の両親でもそうで、両親が大事にしているなら「捨てろ」なんて簡単に言えないのである。
が!!!!増え続けている実家の物を見るたびに、穏やかではいられなくなる。
芸能人が「子供に迷惑をかけないように、終活を始めました」なんてことを言っているのを聞くと、うちはいつ始めるんだろう?と思ってしまう私は、親不孝な娘なのか。
やんわ〜りと、「二人なのに食器多すぎない?」とか「古くなったタオル捨てれば?」とか「車もう一台でいいんじゃない?」とか言ってみる。
しかし、帰ってくる答えはいつも同じ。
「人が来た時(主に妹家族が帰省したとき)に使う」
「それにしても多すぎだろ!?」という言葉をグッと飲みこむ。
ここでヘソを曲げさせてはいけない。気長に行こう。
捨てるものに目星をつける
実家は一見いつも片付いており、昔のものでもちゃんと収納棚の中に収まっている。
「綺麗に収納」これが捨て活に繋がらない理由なのかも。部屋に散乱しているようなら怒ることもできるのに( ̄Д ̄)ノ
私の場合、その収納棚から帰省するたびに、しれ〜っといくつか物を捨てるようにしている。
親の価値観は大事だが、自分の価値観も大事なのである。
最近の帰省では、私が学生の頃に使っていたスケッチブックやノートなどを棚から漁って捨てた。
私のものだったから、文句はあるまい。
捨てたことも気がついてなさそうなので、おそらくそんな物がまだ家の中にあることすら忘れていると思う。
捨てられないのではなく、忘れ去られている物。←こういう物から捨てるべし。
そして、次に帰省した時に捨てる物には目星をつけてある。
それは私のスケッチブックと一緒に出てきた、妹の物たち。
パラっと見たが、好きだった芸能人をファイルしたものだったり、ノート類もろもろ。おそらくこれも忘れ去られている物と思われる。
私の物よりはるかに多い、あの分量の物がなくなったら、さぞかしスッキリするだろうと目論んでいる。
妹を上手いこと言いくるめて、せめて半分くらいは減らしたいと思っている、えみ子さんなのであった。
ではでは。
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