実家暮らしはサバイバル

家族の迷走
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実家暮らしのイメージといえば、掃除も洗濯も食事も全て親任せ!!の上げ膳据え膳で、優雅な暮らしぶり。

そのような生活ができている実家暮らしの人って、本当にいるのだろか。

私の実家暮らしというのは、自分が買ってきた食べ物が天敵によって食い荒らされるので、天敵の動きに常に注意を払っておかないといけない。

実家暮らしとはいえ、うかうかしていられないのである。

天敵というは、父のてっちゃんのこと。

40を超えてくると、周りにも親が病気になったりとか、亡くなったという話がチラホラ聞こえてくるようになるが、私の両親は、ありがたいことにまだ元気である。

まだ母はパートで働きに出て行っているし、父のてっちゃんは糖尿病ではあるが、一応自分で歩いてトイレに行けている。

が、父のてっちゃんはまだ介護が必要ではないはずなのに、何もできなささすぎて、今でも手を取る。

本当に介護が必要になったらどうするんだ?と、心配になる程。

ちなみに、てっちゃんの心配でなく、介護するハメになる自分の心配である( ̄Д ̄)ノ

てっちゃんは自分で洗濯機も回せないし、掃除もしない。料理といえば、カップラーメンにお湯を注ぐくらいしかできないときた。

当然、食べるものは誰かが用意した食事を当たり前のように食べるのだが、食いしん坊なので、三度の食事以外も食べる。

しかも、隠れて食べる。

私がダイエット用に蒸していた芋も、気が付けば無くなっているし、おやつと一緒に飲もうと思っていたコーヒーも気が付けば空っぽ。

他にも、色んな食べ物が消えていった。

少し前には母が夕食用にローストビーフを仕込もうと、焼いた牛肉をアルミホイルで包んでいたのに、気が付いたら半分肉が消えていたのである。

なんでも、てっちゃんがアルミホイルを剥いで、そのまま齧って食べたらしい。

前世は犬か何かなのっ!??((((;゚Д゚)))))))

別に、食べるのはいい。何に腹が立つのかというと、私は食べていませんよ風を装うところ。

食べた後に、綺麗に入れ物の蓋を閉め、最初に置いていた位置、角度と全く同じ状態にしておくという小細工をするのである。

なので、食べる直前にしか、空っぽ(もしくは少量しか残っていない)状態になっているのに気が付かないのである。

神隠しなのっっ!??((((;゚Д゚)))))))

これで、何度予定変更をしたことか。

このようなことが何度も起こるので、絶対に自分が食べたい物は冷蔵庫の奥や、食器棚の上やらに隠すようになってしまった。

かつて、教科書代や制服代がかかるたびに心底迷惑そうな顔をしていたてっちゃんが、今では夕食を作ると媚びたような笑顔をこちらに向けてくる。

母に長生きしてほしいと心から願う、えみ子さんなのであった。

ではでは。

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コメント

  1. とまと より:

    途中段階のローストビーフのつまみぐいとはすごいですね。それをきれいにもとに戻しておくところもなんともすばらしい?!さつまいもも食べられてしまって(;’∀’)食事までの間にお腹がすいてしまうのでしょうかね。食べれるのは元気な証拠!ですかね。

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