結婚披露宴というのは天国と地獄が共存するところ

独り言
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このような結婚式エピソードを、ネットで見た。

なんでもアラフォーの友達が結婚披露宴でブーケトスをやりたがり、独身だった40歳の自分だけがそのブーケトスに参加したそうな。

その場は大人の対応でやり過ごしたらしいのだが、実際はハラワタが煮えくり返っていたらしい。

全く知らない人のエピソードではあるが、その地獄絵図を想像して同情してしまった。

私も数々の披露宴に参加してきたが、結婚披露宴っておかしなテンションになる時がある。

そして、笑えるエピソードならいいが、時には笑えないエピソードも。

招く方も、招かれる方も楽しい式になるように心がけたいものである。

地獄エピソード1

私は、はっきり言って人前で話すのが大の苦手。

人前に出ると、自分でも何を言っているのか分からなくなるほど緊張するので、人前に出ることは全力で避けてきた。

それが、なんということでしょう( ̄Д ̄)ノ

学生の頃仲良かった友達から、友人代表のスピーチを頼まれたではないか。

私が人前が苦手なの知っているのに、なんてことを!!と、正直(心の中で)思ったが、おめでたい披露宴なので、にっこり笑って「任せて」と言ってしまった。

言ったからには、さぁ大変。

原稿作って、直して、読む練習を繰り返していたが、当日にはスピーチのことしか頭になくて、吐きそうであった。

そして、緊張をほぐそうと思い、水のようにお酒を飲んでしまったが、これがいけなっかった。

結果、花嫁である友達よりも、スピーチ中に大号泣をしてしまう失態を犯した。

もう、会場中がドン引きするくらいの、嗚咽。

式が終わった後で友達に謝ったが、「うちの親戚はもらい泣きしてたから」と、笑って許してくれた。

もっとちゃんとしたスピーチができる人になりたい・・・と、強く思ったものである。

地獄エピソード2

あれは、30代前半の時に参加した披露宴だっただろうか・・・。

新郎新婦共に前に勤めていた会社の人で、会場中がほぼ知り合いという結婚披露宴があった。

私は新婦側の友人として出席していたのだが、新郎は船に乗っている人。つまり、新郎側の同僚というのは私も一緒に船に乗っていた人たちの集まり。

久しぶりに会う人たちばっかりだったので、少し同窓会気分にもなり、スピーチもなかったので、リラックスした楽しい時間を過ごしたのだが、披露宴も終わった帰り際に事件は起こった!

お酒を飲んでテンションが上がりまくった新郎の友人、会社の同僚たちが、新郎に胴上げを始めたのである。

わっっしょい!ワッショイ!!ヽ(´▽`)/

新郎の胴上げが終わると、次は新郎のお父さんを!!と酔っ払い集団が言い出したのだが、お父さんの方は「いやいや、私は腰が悪いので・・・」と言いながら、遠慮していた。

最初は、私も笑いながらそれを見ていたのだが、酔っ払い集団は何を思ったのか「じゃぁ、代わりにえみ子さんを・・・」

「えっ!!??なんで私??!!?意味が分からん!!!」((((;゚Д゚)))))))

酔っ払った船乗り集団には、私の「絶対、嫌!!」という叫びは聞こえなかったようで、人生初の胴上げを経験するハメになった。

しかも、ワンピースを着て行ってたから、パンツ丸見え。( ;∀;)

人の結婚式で、パンツ丸見えで胴上げされる30過ぎの女って一体・・・。

新郎側の皆さんは笑っていたが、新婦側の友達は「かわいそう・・・」と、なっていたらしい。

その時に思った。私は、もう嫁にいけない。(T ^ T)

私にも天国気分を!!

天国のような気分を味わっているのは、間違いなく花嫁。

今まで出席した全ての結婚式で、花嫁が輝いていたもの。ツルツル、ピカピカ。

失敗談もあるけれど、あの幸せそうな姿を見ると、やっぱりおめでたい気持ちになるってもんだ。

これから先、友達の結婚披露宴に出席することがあるか分からないが、あったら控えめにお祝いしたい。反省を踏まえて。

それにしても、私は今まで花嫁のブーケを5回くらい貰っているんだが、まだ結婚できていないゾ。

なんで花嫁がブーケトスをやりたがるのか、その気持ちがさっぱり分からない、えみ子さんなのであった。

ではでは。

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