歯医者の定期検診に行ってきました。
いつも、歯磨きはバッチリと褒められるので、歯の心配はしていない。今のところ。
私の場合、歯医者に行って一番緊張感が走るのが『歯』ではなく、なぜか『腰』。
診察台で寝ている時は、ちょっと腰が反れてる状態で、「うがいしてくださいね〜」からの強制的に起こされるあの瞬間、腰に全集中してしまう。
腰に違和感を感じ、毎回、グキッといきそうな恐怖を感じるからだ。せめて自分のペースで起き上がれたらいいのに・・・。
腰はとにかく大事にしよう
学生の頃から、腰を酷使し続けたワタクシ。
今まで何度も腰を痛めてきたけど、我慢すれば動けていたので、ちゃんと病院に行ったことがなかった。
それが、数年前、立っていられないほどの激痛が!!
その時に、初めて整形外科で診てもらったのである。そしたら一番下の椎間板がぺったんこΣ(゚д゚lll)
そのレントゲン写真を見た私は、もう一生このままなのかもしれないと、本気で絶望したのである。
最初は腰が痛かったはずなのに、気がつけばお尻が痛い!これは坐骨神経痛なのか?なんて思っていたら、今度は股関節もおかしい!腰を庇う歩き方が良くなかったのかもしれない。という、負のループ。
そして、薬や注射のおかげで徐々に回復はしたけど、痛みがなくなるまで、ほぼ一年くらいかかったと記憶している。
現在は、痛みはないけど、ガラスの腰の持ち主となっております。ハイ。
腰を痛めた後の流れ
- 整形外科でちゃんとした医師に診てもらい、レントゲンを撮ってもらう
- もらった薬はちゃんと飲んで、一旦痛みを断ち切る
- 無理をしてはいけないが、できるだけ普通に動く(コルセット・安静はよくない)
一度、整形外科で診てもらうことをお勧めする。
私はそれまで「整形外科に行っても一緒」という周りの腰痛持ちの言葉を聞いており、それをそのまま素直に信じて病院に行くことはなかった。
いつも整形外科には行かず、整体院などに行っていたのだが、これは良くない。
最初は必ず整形外科に行って、レントゲンを撮ってもらった方がいい。なぜなら、整体院では腰痛が悪化する場合があるからだ。
(私は、普通に歩いて整体院に行ったのに、帰りは杖なしでは歩けなくなったことがある。)
そして、もらった薬はちゃんと飲む。
私はあんまり薬を飲んではいけないという、強い思い込みがあったのだが、薬を飲んで痛みを一旦断ち切った方が回復が早くなるそうだ。動けるしね。
痛みを我慢しすぎると、痛みのしくみが変化して『慢性痛症』になるらしい。
薬で痛みが和らいできたら、できるだけ動く。安静にするというのは、昔の話。
今時の腰痛は、動いて治すのだ。
最初は動かすのが怖いかもしれないが、それでも「治すんだ」という強い意志を持って動く。(無理はしない)
安静にしすぎると、動くことへの不安や恐怖心が増すばかり。
痛みは腰ではなく脳
動いた方がいいって分かってても、そりゃ動けない。だってまたあの激痛がきたら、どうしてくれるんだぁぁぁ〜〜〜〜!!!!!!!!(´;Д;`)ってなるわな。
そんな私は、毎日この本を読んだ。
本当に毎日!!繰り返し、何度も!!
動く→痛い→動きたくない!!→読む→動くの繰り返し。
繰り返して読むことで、『腰痛は動かして治すもの』と、自分を洗脳。この本のおかげで、動かすのが怖くなくなったと言っても、過言ではない。
本にも書いてあったが、『痛みの仕組みを知ると、腰痛は楽になる』ってのは、本当だと思う。
病院に通っても痛みが引かない・治らないという人は、一度こういう本を読んでみるのもアリかもしれない。
歯医者の診察台が動くたびに、「椎間板がぺったんこ」というフレーズが頭に浮かんでしまう、えみ子さんなのである。
ではでは。
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