昔のオタク、現代のオタク

独り言
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何を隠そう、学生の頃はオタクでした。

アニメや漫画が大好きで、ひたすら絵を描いていた中学時代。大人になったら、イラストレーターとか、絵を描く人になりたいと思っていた。

それなのに、気がつけば船乗りになっているので、人生って本当に思い通りにならないものである。

思い返せばオタク時代は、自分の好きなことだけに没頭できた幸せな時間だったと思う。

昔のオタク

好きだったアニメの中に、一昔前の『ベルサイユのばら』や『宇宙戦艦ヤマト』が含まれていたこともあり、周りの同級生から相当イタいアニメオタクと思われてたと思う。

おまけに『ベルばら』にはまったのをキッカケに、一時期、宝塚にもハマる。

中身が完全オタクだった私は、風貌もThe・オタクな女子であった。

洋服にこだわりがなかったので、いつも何かがおかしいコーディネートをしていたと思う。髪は一つに結ぶ以外したことなし。よくおばさん結びと言われておった( ̄Д ̄)ノ

もちろん、男子とは恥ずかしくておしゃべりなんかできない。

彼氏がいる同級生は、別の世界の住人だと思って生きておりました。

昔のオタクというのは、みんな決まってオタクと分かる風貌だったような。

そして、オタク同士が仲良くなるので、何が変なのか分からないのである。

現代のオタク

昔は、一目でオタクはオタクということが分かったのに、現代は全く分からない。

みんなおしゃれすぎやしないか?

よくYouTubeで、若い女子の暮らしblogを覗いてみるのだが、めっちゃおしゃれな洋服を着て、おしゃれな暮らしをしているのに、アニメ好きという女子が結構いる。

おしゃれなオタクとは、おばちゃんはギャップ萌え〜(*´Д`*)

『アニメ好きの見た目は、二の次』だった私の時代とは違い、現代のオタクはバランス感覚が抜群にいいと思われる。

アニメ一辺倒になっていない。

おしゃれを怠らないオタク女子には、ちゃんと彼氏だっている。

昔のオタクには、彼氏がいる人なんていなかったよ?(私が知らなかっただけかもしれないが)

現代のオタクはキラキラして見えるのであった。羨ましい。

オタク道

絵を描く事が好きだったオタクな私が、なぜかヤンキー多めの水産学校に通うことになり、ヤンキーな友達ができたことをキッカケに、オタクが恥ずかしいと思うようになった。

昔のヤンキーとオタクは、風貌が違いすぎた為だと思われる。よって、オタクだった過去はなかったことのようにして生きた。

現代のようなオタクだったら、上手く馴染めてたかもしれないのに。

現在では絵を描くどころか、漫画さえ読まなくなった。いろんなことに興味が持てなくなっているのは、老化現象なのかしら?

そんな元オタクが、先日の帰省で絵を描くことが好きな姪っ子と、絵を描くことになった。

漫画のような絵を描くのは30年(くらい?)ぶりで、思ったように全然描けなかったのだが、さすがに小学生の姪っ子よりは上手く描ける。

姪っ子の好きなキャラクターを描いて見せると、姪っ子からは尊敬の眼差し。( ̄▽ ̄)

その時に思った。

オタクを恥じず、あのままオタク道を突き進んでいたら、もっと上手く描けたかもしれないのに。

『絵も描ける船乗り』になり損ねた、えみ子さんなのであった。残念!

ではでは。

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