体調不良で会社を休んだ時、あなたは『自分が休んだら、他の人に迷惑をかける』と思って、我慢して出勤するタイプ?それとも『体調不良で出社しても、(力が発揮できず)他の人に迷惑をかける』と、潔く会社を休むタイプなのか。どっち?
私は完全に前者で、働き出してから“体調不良”で休んだことは一度もない。しかし、これが良い事とは思わない。
体調不良の場合は、潔く仕事を休むべきである。
無理をしてでも出社する理由
- 他人に迷惑をかける
- 我慢すれば何とかなると思った
- 体調不良で有給を使うのが惜しい
無理して出社する人は、大体こんなことが理由ではないだろうか。
自分の仕事が溜まるだけなら、休みやすいかもしれないが、自分が休む事で、代わりの誰かに出社してもらわないといけない職種の人は厄介だ。
私の場合、1ヶ月のシフトが完全に決まっており、休むとなると確実に代わりの誰かが必要で。いなければ船は欠航となる、このプレッシャーといったら・・・。
なので体調不良であっても、「休む」と言い出せないというのが本当のところ。
それが20年以上も続くと、どれくらい悪かったら「休む」と言っていいのか分からなくなるのだ。ひどい時には、いっそ気絶してしまいたいと思うワタクシ。
誰も代わりに出たくない
以前、腰を悪くした時にも仕事は休まなかった。
操船はできるが、ロープを引っ張ることはできないので、他のおじさんにやってもらっていた。「無理をしたらダメ」と言って、快く代わりにロープを引っ張ってくれるおじさん達。
迷惑をかけて悪いな、けど優しいな。などと感動していたのだが、とある正直者のおじさんに「これ以上悪くして、休まれた方が困る。自分の休みに出社してこないといけなくなるし」と、笑顔で言われた。
これは絶対に休むなってことね。
しかし、欠航にしてはいけないというプレッシャーがあるので、他のおじさん達が体調不良の時でも、無理して出社している様子。
そして私も「休んだ方がいいんじゃないですか?」などと、決して言わないのである。
休んでも何とかなるもの
そんな環境の中に長くいたので、仕事を休むということに、ものすごい罪悪感がある。
しかし、他の部署の人は結構“体調不良”で休んでいると聞くし、女の人は生理休暇まであるというではないか。ナニソレ?ワタシもトリタイ。
おまけに今日は同じ船に乗る、平成生まれの女子が体調不良で早退した。代わりの船員がいたので欠航にはならなかったし、顔色が悪かったので皆んなで「帰りなさい」となった。
『我慢できる体調不良ぐらいで、会社を休んではいけない』というのは、昭和生まれ的思い込みが大きいのかも。
今時はコロナのこともあるし、休んだ方が世のため、人のため。一番は自分の為で、健康に勝るものなし。
他の人に迷惑をかけるかもしれないが、その人が体調不良になった時、快く代わってあげればいいのだ。内心「えー!!?」と思っても、顔には出さないようにして。(これ大事)
今度私が体調不良になった時には、たとえ欠航になろうとも、自分の健康を第一に考えようと思う。
しかし、最近は体調はすこぶる良好で、健康的なえみ子さんであった。
ではでは。
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