損得勘定を考えるのは悪いことではないし、全く考えない大人などいないと思っている。
しかし、損得勘定が透けて見えてしまうと人はちょっと引いてしまうし、それが続けば去っていく。
最終的には幸せは逃げていくし、絶対に得することがないのが損得勘定ってもんである。
損をしたくない婚活
今日、仕事の帰り道途中で、小学生の高学年と思われる男女数人のグループが、楽しそうにおしゃべりしていた。
「〇〇ちゃんの事好きなのー?!」という女の子の質問に対して、「いやぁ〜、しどろもどろ・・・」と、照れまくっている男の子。
可愛い!!可愛すぎる!道端で、私にも聞こえるくらいの恋バナですか!?その小学生たちの会話を聞いているだけで、ほんわか幸せな気分。
私にも、あんな時があったはずなのに、いつの間にこんなにスサんでしまったのか。
思えば婚活というものを始めてからだったような気がする。
相手の人柄よりも、気になったのは職業が何かとか、実家暮らしかどうかとか。
もっとはっきり言ってしまえば、収入はどれくらいか。
自分よりも年収が低い人なんて、絶対に嫌だと思っていた若かりし頃。1ミリも損をしたくない女、えみ子さんだったのである。
その結果が、独身アラフォー女ですよ。
いや、独身の生活は気楽でいいこともいっぱいあるのだけど、どうせ同じ独身なら、子供の頃と同じように好き嫌いだけで恋愛を楽しめば良かったと思ったりするのである。
損をしたくない事を考えるあまり、全く得することもなかった婚活。反省。
人とお金
人と会うときは、なんだかんだお金を使ってしまうものである。お茶代や、車のガソリン代が要ったり。
お金に余裕がない時は、人に会わなければそういったお金は使わなくてすむので、無理に会わなくてもいいと思うが、タチの悪いのが、人のお金で得をしようとする人。
当たり前のように、人から車で送ってもらったり、物を借りたり。
決して自分の身銭を切ることはしないのだ。
当然のことながら、そんなことを続けていたら人は離れる。
私もそんな人からは離れたことがある。
いいように利用されてるとしか思えなくなったからだ。
一方的に、損をさせられると感じる関係はツラい。
仕事
人間関係では損得を考えすぎると、いいように働くことはないと思っているが、仕事に関してはいいように働く場合があると思ってる。
目的のためなら感情に流されず、無駄なことをしそうにないイメージ。
割り切りが早そうだし。
損得勘定で物事を考えてしまうことは誰にでもあるが、それを自覚できないままでいると、人は離れる。自分の得にばかり意識を向けると、他人に損を強いていることに気がつかない視野の狭い人間になってしまうのだ。
一時的には自分が得をしていると思い込んでても、幸せになることはないのである。これから先、幸せを逃さない為にも、気をつけたい。
損得勘定で考えず、周りの人と「お互い様」と言い合える人間関係を目指したい、えみ子さんなのである。
ではでは。
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