それはゴールドや、石が付いたアクセサリー。
今まで馴染まなかったアクセサリーが、しっくりくるようになった時、歳をとるのも悪くないと思った。
今では、アクセサリーは、私をご機嫌にしてくれる欠かせないアイテムとなったのである。
悲しいアクセサリー歴
やはりアクセサリーに興味を持ち始めるお年頃には、シルバーのアクセサリーが入り口となる。
世の中にはお手頃価格で、可愛いアイテムがたくさんあるというのに、私はまさかの金属アレルギー。ちょっとゴツめのネックスに一目惚れし、買って着けたはいいが、ネックレスの形にミミズ腫れ。ネックレス自体は気に入っていた為、金属アレルギーという現実に目を背け、何度もチャレンジしてみた。
しかし、痒みがひどくなる一方で、泣く泣く処分。
その後、友達にピアスを開けてもらったり、色々試した結果、プラチナとゴールドなら痒くならない事が判明。
「私はプラチナとゴールドしか受け付けない、高い女なのよ」などと、時々ネタのように言っていたが、若い頃はお手頃で、可愛いシルバーアクセサリーが着けられないのが、悲しかったのである。
ゴールドアクセサリー
本当は着けたかったけど、着けられない。ならば着けられるもので探さなければ。そうは思っても、プラチナやゴールドになると気軽に買える値段じゃなくなる。
おまけに私が可愛いと思うものは、シンプルというより主張が強めなもの。エイやっと思い切ってゴールドアクセサリーを買ったものの、若かった自分には完全に浮いていたと思う。
それが自分でも分かってきたのか、頑張って買ったはずのアクセサリーは鑑賞するだけのものになっていた。
シルバーは着けられない、プラチナやゴールドはしっくりこないで、一時期アクセサリーを着けなくなった。
もうアクセサリーは買うだけ無駄なんだと思うようになったのである。( ;∀;)
あれ?
時は流れ、アラフォーになってなんとな〜くシワの増えた手に、観賞用と化してた指輪をはめてみた。
なんということでしょう。今までの違和感は何だったのだろうと思うくらい、しっくりくるではないか。
歳を取った方が、似合ってくるものがある。それを実感できたことがスバラシイ( ̄Д ̄)ノ
若い頃、無理してゴールドアクセサリーを買っておいて良かった。早まって断捨離しなくて良かった。
アクセサリー以外にも、歳を取ってからの方が似合うものが出てくるはず。それを見つけることができたら、きっと歳を取るのも楽しい。
ではでは。
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