アラフォーが身軽に生きるための捨て活

暮らしの迷走
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身軽になりたい熱が止まらない。

現状が不幸せとは思っていない。

しかし、このままモヤモヤした感情に気づかないフリをしたまま、生きていくには人生は長すぎる。

世の中には「人生は短い」という人がいる。

そんな人は、きっと充実した毎日を送っているのだろうと思う。

私もそんな人生を送りたい!!

そんな人生に近づくために、まずは捨て活が第一歩だと思う、今日この頃。

私の部屋

住んでいる部屋は、その人そのものを表す。

本当にその通りだと思う。

ちなみに私の部屋は、母親に侵食された部屋と言えよう。

なぜなら、私のアパートにある大きな家具は、全て母親が選んだ家具ばかり。

その昔、就職したての社会人には似つかわしいそれらの家具を、友達からは「すごい」と褒められた。(のか?)

しかし、私は親から買ってもらったという事実を言えなかった。(自分の好みともかけ離れていたし)

働いているのに、親に揃えてもらう「自立できない人間」として見られたくなかったからである。

実際そうなのかもしれないが、その後はそれらの家具を買える金額を渡しているので、モヤる私であった。

姉妹の不平等

家に本棚が来るまで

私は、確かにずっと自分で「本棚が欲しい」と言っていた。壁一面、本に囲まれた部屋に強い憧れがあったからである。

そんな時、母は自分がよく行くお店でいい本棚を見つけたらしい。

(言っておくが、別に母親に買ってもらいたくて「本棚が欲しい」と言っていたわけではない)

「褐色のアンティークっぽい本棚があるんだけど・・・」えみ子ちゃんにどうかしら?ということで、その本棚の特徴を細々と話してくれた。

話を聞くと、それはそれは素晴らしい本棚であった。

今まで好みの本棚が見つからなかったが、「そんな本棚だったら欲しい!!」そう思った私は、また親に買ってもらう罪悪感はあったものの、それまでに渡した「返ってこない現金」を、その本棚を買ってもらうことで回収しようとしたのである。

そのセコイ根性を出したのが良くなかった。

「送ったから」という母親の言葉に、ワクワクしながら本棚の到着を待っていた私であるが、届いたのは聞いていた話と全く違う本棚。

以前はギッチリ詰まっていた本棚

「褐色は?」「アンティークは???」((((;゚Д゚)))))))

電話して聞いてみると「迷ったけど、それにした」ということらしい。

「違う!!私が欲しかった本棚はこれじゃないんだ!」という言葉が口から出かかったが、本棚が欲しいと言っていた手前、何も言えなかった。

「ありがとう」と言って電話を切ったが、ずいぶん長い間、この本棚を見る度にガッカリする自分がいた。

そうして、この本棚と一緒にかれこれ10年以上。

処分したい家具

この本棚自体は別に何の問題もないし、こんな立派な本棚を買ってくれる母親がいて「何という贅沢を言っているんだ!!」という、お叱りの声が聞こえてきそう。

私だってありがたく思えない自分に、もの凄い最悪感を感じているので、そう思う気持ちはよく分かる。ヽ(;▽;)

しかし、母親は自分が選び、「娘にしてあげた」という欲は満たされているのに対して、私はお金がなくなるのに、好きな家具を「自分で選べない」という事の繰り返しでモヤる。

アラフォーは親のお財布事情が気になる

そんな人生からの脱却を目指すためにも、この本棚を処分したい。

少しずつ本を処分しているし、最近は電子書籍に移行しつつあるので、それも可能のような気がしてきた。

お金を使わない習慣を身につける

それに、この本棚を維持する経済力を持ち続ける自信もない。

罪悪感は感じるが、捨てることによってスッキリすることも知っている。

捨て活は、捨て難い大物から捨てるべし

捨て活は、罪悪感との戦いであるということを肝に銘じる、えみ子さんであった。

ではでは。

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