アラフォー男女のお泊まり事情

ひと夏のアバンチュールとか、ワンナイトラブといったことに全く無縁な人生を生きてきた、ワタクシ。

一方で恋多き友達の、そのような話を聞くたびにうらやましく思っていたのだが、最近、そういう色っぽい話には才能というか、向き不向きがあるのだということが分かった。

若い頃にムリだったものは、アラフォーになってもムリなのである。

我が人生に、一片のお色気ナシ！！！(￣Д￣)ﾉ

私には、同世代（男性）の飲み友達がいる。（またか）

→独身男性一人暮らしの家から追い返される女の気持ち

先日、その飲み友達と、初めてのお店に飲みに行った時のことである。

そのお店は、私がずっと気になっていた貝と日本酒の専門店で、メニューも貝の盛り合わせと、雑炊付きにするかしないかくらい。

路地裏にあるカウンターだけのこじんまりしたお店で、店主が目の前で焼いてくれるシステム。

飲み友達も洋風のおしゃれなお店より、そういった渋いお店の方が好きなので、誘ってみたら快く付き合ってくれた。

ホタテから始まって、牡蠣、蛤、赤マテ貝、アサリと、出汁をかけて焼いてくれるのだが、どれも美味しいし、日本酒にも合うので、2人で「貝サイコー！お酒サイコー！！」と、楽しい時間を過ごしていたのである。（最初は）

貝とお酒を堪能した後、いつもなら「二軒目に行こうか」という話になるのだが、お店を出た後、急に気持ち悪くなってきた私。

飲み友達も「今日は何だか、もう飲む気がしない」と言う。

おそらく、空きっ腹に貝とお酒だけというのが良くなかったと推測する2人。しかも、貝が焼かれて出てくるその間に、日本酒を結構飲んだ。

「貝をつつきながら、チビチビ日本酒なんて大人だねー」というような会話をしていたと記憶しているのだが、その後に起こったことは、全く大人気のない展開であった。

お店を出て歩き始めると、ますます気持ち悪くなるではないか。

何やら込み上げてくるものがあり、「もうムリー！！」と、コンビニのトイレに駆け込んでまさかのリバース。

はい、エロを期待してこのブログにやってきた皆様、汚いお話でごめんなさい。( ；∀；)ｴﾛﾃﾞﾊﾅｸ、ｹﾞﾛﾃﾞｽ

このような恥ずかしい飲み方は20代で卒業したはずだったのに、アラフォーにもなってもこのザマである。

何とかコンビニから水を買って出てきたものの、気持ちの悪さは無くならないし、おまけに世界が回っていたので完全に悪酔いしていたと思われる。

もう自分でタクシーを拾う気力もなかった私は、飲み友達が呼んだ代行タクシーに、まさかの同行をすることになった。

しかも、車が動くたびに気持ち悪くなるので「止めてー！！」「吐くー！！」「コンビニでおろしてぇー！！」を連発する迷惑っぷり。

代行の運転手さんが女性の方で、とっても優しかったので助かった。（みなさん、このようなアラフォーに決してなってはいけません！）

そんなこんなで（たぶん）普通の倍くらいの時間がかかって、ようやく飲み友達宅に着いた後、私がどうしたかというと、リビングのソファに倒れてばたんきゅう。

えぇ、朝まで完全爆睡でございます。

朝、夜の気持ち悪さが嘘のようにケロっと目が覚めたワタクシ。

あら、上に毛布まで掛けてくれているではないか。ありがたや。

しかし、倒れるように寝てしまったので洋服はシワっシワ、化粧も落としていないのでパンダ状態、リバースしたのに歯も磨いていないという、醜態。

飲み友達は寝室のベットでちゃんと寝ていたようだが、恥ずかしくて穴があったら入りたい・・・。

などと恥ずかしぶってみたが、結局、そのままの姿で飲み友達の用意した朝ごはんまでご馳走になってしまった私。

自分の図々しさに震える。これが歳を取るってことなのかしら？（違う）

一宿一飯の恩義としてその後はせっせと皿を洗い、掃除機までかけたのだが、その姿は完全に家政婦であった。（飲み友達はソファに座ってネットサーフィン）

→アラフォー男女は腹の探り合い

男性の家にお泊まりしたからといって、全く色っぽい展開にならないというのは、逆に才能なのかもしれない。（Do？）

まぁ、悪酔いしているアラフォー女の姿を晒せば、そのような展開になるなずもないわな。（分かる）

貝は美味しかったが、お酒を飲む時はもう少し腹を満たしてからにしようと思った、えみ子さんなのであった。（懲りてない）

ではでは。