私はブスという言葉が大嫌いである。
自分が言われるのも嫌だが、自分と全く関係のない女性が言われているのを聞くのも嫌い。
あれでブスと言われるなら、私もブス認定されているんだろうなぁと、気分は落ち込み、「お面を被って生きていきたい・・・」となってしまう。
このようなおブスマインドを持っている人が、マスクを外せなくなっているんではないだろうか。(偏見強め)
試しにマスクを外して街を歩いてみたら、猛烈に恥ずかしくなった私はそんなことを思ったのである。
ブスの認識
誰だって自分のことをブスだと思いたくない。
私は自分の事を美人だと思うほど目は狂っていないが、そこまでひどくないと思いたい女心を持っている。
しかし、自分のことをどんなに自分で慰めようとしても、周りの反応は残酷である。
私が自分の容姿に自信が持てないのは、完全に幼少期の妹との比較があったからと思われる。被害妄想甚だしいと思うなら、思え。( ̄Д ̄)ノ
妹を見て「かわいい、かわいい」と言う大人たちが、姉の私に対しては沈黙を保つ。
そのようなことを何年も繰り返されると、立派なおブスマインドがいっちょあがり。
「どーせ私なんて・・・」
世の中の大人たちー!!全ての子供たちにとりあえず「かわいい」と言ってあげてー!!
美人マインドとおブスマインドの違い
最近、世の中のかわいいと呼ばれる人たちは、綺麗になるのに全くテレがないということに気がついた。
女で船に乗っていると物珍しさもあって、たまに取材を受けることがある。
後輩ちゃんが取材を受けた時のこと。
仕事が休みの日に取材が入っていた後輩ちゃんは、取材を受けにだけ船に乗ってきた。
その後輩ちゃんがいつもと明らかに違う。(休みの日だったからかもしれないが)
髪は軽く巻いているし、ピアスもいつもより主張が強い。
「化粧もなんかいつもより濃くないか?」と思ったが、そんなことをうっかり口に出したらお局様のいびりとなってしまうので、黙っておく。
似合っていたし、写真に綺麗に写りたい気持ちはものすごくよく分かる。
これに対し、おブスマインドの持ち主である若かりし頃の私はどうだっただろう。
取材を受けるからと言って、(おブスが)調子に乗っていると思われたくない方に意識が傾き、普段の仕事メイクに一切手を加えず、スッピンに近いまま。
お前の方がもっと頑張れよ( ̄▽ ̄;)
美人マインドの持ち主はおめかしにテレはなく、おブスマインドの私は、おめかしが恥ずかしいと思っていたのである。
おブスマインドから美人マインドへ
おブスがおブスマインドを持っていると、もっとおブスになる。
「どーせ私なんて・・・」
そんな時は、おめかしして自分のことを「ちょっと良くなったかも」と思う事が大事。
一歩前へ。おめかしだって、ようは慣れなのだと思う。
以前、歳をとれば美人とおブスの差は縮まると書いた事があるが、これはおブスマインドからの脱却が前提である。
アラフォーが「どうでもいいや」となっては、もっと悲惨。
差など縮まるはずがない。( ̄Д ̄)ノ
笑っておめかししながら、美人がこちら側に寄って来てもらうのを待つのだ。(美人マインドとは違うかも?)
交流会まで人に会う予定がないのと、何を試着しても「?」となるので「どうでもいいや」となりかけていることを反省する、えみ子さんなのであった。
ではでは。
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