どんなに苦手に思っていた人でも、置かれた状況が変われば、関係性が改善されることがある。
必要に迫られて、昨日の敵は、今日の味方。
ものすごく苦手な人がいた。
自分でも、社会人としてはどうかと思うが、話しかけるのも怖かった。
その時々の感情が周りにダダ漏れタイプで、どう接して良いのか分からない。
目が合っただけで石になりそうなので、なるべく近づかない、関わらない。ということに徹していたのである。
そして、私のそのような態度は相手にもきっと伝わっており、向こうからも話しかけてくることはなかった。会えば漂う、緊張感。( ;∀;)タエラレナイワ
悪い社会人のお手本のようであるが、お互いの平穏のため、良い選択だったと思っていた。
今まではそれでも物事が進んでいったのだが、最近そうは言ってられない状況になった。
仕事で、ガッツリ絡まなくてはいけなくなったのだ。
意を決して、歩み寄る努力をしてみた。
まずは、普通に挨拶から。
しかし、緊張してしまい、ものすごく不自然でぎこちない。
いい大人が情けないと、自分でも思うけど、しょうがないじゃない?勝手になっちゃうんだから。
これは回数を重ねて慣れるしかないと思っていたところ、それが相手に伝わったのか、相手の方の反応も柔らかくなってきた。
『人は自分を映し出す鏡』というのは、本当だ。
あんなに苦手だと思っていた人は、冷静に考えると、自分ととてもよく似た人だったのである。
つまりは感情がダダ漏れで、周りに威圧感を与える人。ショーックΣ(゚д゚lll)
きっと相手の方も、私のことを同じように見えてたんだろうなと思う。
どうもすみません。
今でも仲良くなれるとは思っていないが、必要な時は協力しあえると思う。
絶望的状況だと悲観していたが、劇的改善。そして、その絶望的状況は自分が作り出していたものでもあった。
苦手意識は、とりあえず置いといて、自分が心穏やかに接する。きっと相手も、同じような努力をしていると思われる。
お互いに歩み寄る努力をするって大事なんだなぁと、実感した。
が、必要に迫られなかったら、絶対にしなかった努力だったと思う、えみ子さんである。
ではでは。
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