新たな仕事を探す前に、なんの職種が向いているのか、何がやりたいのか深く考えてみることにした。
今まで、そんなことをちゃんと考えたことはなかったし、ただ流れに身を任せていたらこうなっていただけという感じの人生。
それで上手くいっていればそのまま流れに乗り続けても問題はないと思うが、一度は病むくらい苦しくなってしまったので、やっぱり自分のことを知るということは大事だと思う。
私は船の仕事を向いていると思ったことはないが、全部が全部嫌だったわけではないし、一時的には楽しいと思えることだってあった。
よく考えると、そりゃそうだ。
ただ嫌なだけだったら、20年以上も乗り続けられなかったはずである。
そこで、これからの仕事探しに向けて、自分には何が向いていて、何が絶望的にダメだったのかを徹底的に検証していきたいと思う。
向いていると思ったこと・やりがいを感じたことを思い出してみる
私が20年以上船の仕事を続けていた中で、一番充実感を感じていた時は、船の操船訓練中である。
さっきは着岸時に船尾が少し離れてしまったから、次はもうちょっと舵を大きく切ってみようとか、スピードを上げてみようとか、あれこれ試行錯誤をしている時は夢中になってやっていたし、楽しかった。
思い通りに綺麗に入港できた時などは、自分は天才なんじゃないかと思ったくらい。
普通に操船できるようになった後も、ちょっと(あくまでちょっと)悪天候になった時は逆に燃えてきて、人から凄い・上手いと褒められることに、カ・イ・カ・ン!!
このように、運転そのものは楽しかったし、好きだったと言えよう( ̄Д ̄)ノ
向いていないと思ったこと・ストレスでしかなかったことを思い出してみる
これが仕事を辞めた理由ではないが、、一番向いていないと感じたことは、人前で喋ること。
ちゃんとできるようにならないと!!と思って、何度も練習してみたり、本に書いてあるように『緊張するのは当たり前!!』と思おうとしたけど、やっぱりムリ!!
他に、ストレスにしか感じなかった事といえば、言われたことを言われた通りにすること。
私は割と感覚で操船をしていたのだが、船には色んな船員がおり、キッチリ!教科書通り正確に!!といったタイプの人に教えてもらう時は、完全自信喪失。
言われたことを言われた通りには、なぜかできないし、言われれば言われる程、できる気がしなくなるという負のループ。
結局、自分の思うようにやらせて貰えた方が上手く着岸できるようになったので、ルールをガチガチに決められるのに耐えられないのだと思った。
職探しに活かす
ただの憧れだけ言わせてもらうなら、おしゃれな格好をして、一日中クーラーの効いた場所でパソコンをカチャカチャするような仕事に憧れている。(出来る女子って感じがするから)
しかし、パソコンは扱えないし、じっとしているのが苦手なので、いくらなんでもそういう職種が向いていないことが私にだって分かる。というか、いくら頑張ってみたところでムリ。
そりゃ、仕事を辞めて心機一転、憧れの職種にチャレンジしてやるぜ!!っていうのもアリかもしれないが、あいにく私は若くもない、アラフォー独身女。
人生は何度でもやり直しが効く!!とは言っても、あまりに向いてない職種にチャレンジしてみるのは寄り道のし過ぎである。
前職の失敗などを考慮してみると、多少のハードルはあった方が燃えるが、人前で話す、言われたことを言われた通りにするのは超絶苦手。
このような条件に当てはまり、アラフォーに務まりそうな職種ってなんだ?
まともなスキルもないアラフォーの、甘っちょろい考えだということはよく分かっているが、一度くらいはちゃんと考えてみる価値があると思っている、えみ子さんなのであった。
ではでは。
コメント
自分自身を知ると言うのは大事ですよね。
私も自分の限界を知るのが大事だと思うようになりました。
一番いけないのは自暴自棄になる事なのでしょう。
マンゲンサイさん
私は40を超えて、ようやくそんなことを考えれるようになりました。
遅すぎることはないと信じたいです。