実家暮らしで失うもの

内面の迷走
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無職となり、実家に戻って、あっという間に一年が過ぎた。

この一年を振り返ってみて、実家暮らしというのは、お金の節約にはなるかもしれないが、失うものも大きいと思った。

もちろん、実家暮らしをしている人の中には上手く行っている人もいるだろうし、のっぴきならない事情を持った人もいるので、実家暮らしが悪いということを言いたいわけではない。

ただ、やっぱり実家暮らしって親の影響がものすごくて、自立するためのパワーが吸い取られるような気がする、今日この頃。

実家に戻る前は、何だかんだと言っても自分の両親だし、自分も大人になったので、もっと上手くやれると思っていた。

実家に戻った頃は、不必要な物の断捨離と、支出を抑える生活ができるようになってもらおうと張り切って口を出していたのだが、口を出すたびに迷惑そうな顔をされるし、地元を離れている間に悪い影響を受けたような言い方をする親を前に断念した。

私は悪魔の使いか!?( ゚д゚)

もう「お金を貸して」なんて言われないように!と、強い気持ちを持っていたはずなのだが、結局、親と上手くやるには子供の頃と同じやり方がベストだということを知る。

小学生の頃の自分に逆戻り( ̄Д ̄)ノ

実家暮らしというのは自分の価値観や感情というものが、邪魔になってくるという、悲しい現実であった。

さらに、自分のことすらもコントロールできなくなってくる。

一人暮らしをしていた時に、自分に必要なお金、自分に必要な食料、自分に必要な物をちゃんと把握できていたはずなのに、その感覚がバグってくるのである。

自分1人なら、毎日鍋だったり鶏肉でも構わないのに、親と一緒ならそういう訳にもいかないので、食費がべらぼうにかさむ。

母が料理を作れば、お腹が空いていなくても食べる。

自分の物は極限まで捨ててしまったけど、なぜか部屋には妹が置いていった犬用のでかいソファが鎮座していて、狭くなっている。

(一応)自分の部屋(と呼ぶ部屋)に居ても落ち着かないので、1人の時間を確保するためにスタバ通いが復活しているし、あんまりお腹がすいたという感覚がないと思ったら過去最高体重を更新していた。

健康診断に行って、おったまげ。((((;゚Д゚)))))))

そう、実家暮らしというのは、支出の把握だけでなく体重のコントロールも難しいのである。

色々と書き連ねてきたが、書いてみたところで恥ずかしいのは親の行いではなく、実家暮らしをしている、この私。

分かっているが、それでも書いているのは勇気を出すことができなかった時、仕事がうまくいかなかった時、「お金が貯まるからいいや」などと言い、実家暮らしを続けてしまうようなことを避けたいからである。

あたしゃやっぱり、自分の好きな物(だけ)に囲まれた、自分ファーストの一人暮らしがしたい・・・( ;∀;)

この場を借りて、実家暮らし脱却へ決意が揺らがないようにしたい、えみ子さんなのであった。

ではでは。

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