人と接するのが苦手である。
緊張するし、気を遣うし、疲れる。
人間関係で嫌なことが続いたりすると、もう誰にも会いたくない、1人になりたいと思う。
そして、リセットボタンを押す如く、関係終了。
意を決して手に入れた心穏やかな毎日は、まるで凪のようである。
しかしそのような、人と関わらない生活は、長くなれば寂しくなってくるもの。
勝手なものである。( ̄Д ̄)ノ
人と関わらないで生きるのは無理だし、人間関係のリセットをしても自分のマインドが変わらなければ、同じことを何度も繰り返してしまうことを忘れてはダメだと思う、今日この頃。
疲れる原因
自分のことを分かっている人が何人かいればいい。
万人に好かれるのは無理だと、いろんな(メンタル系)本に書いているし、そんなの頭の中ではちゃんと分かっている。
しかし、どんなに関わりの薄い人であったとしても、嫌われれば悲しくなってくるのが人の厄介なところ。
嫌われてもいいから、自分の好きなようにする!!と割り切れない人が、つい全力で嫌われないように頑張ってしまうのである。
その、人の顔色を窺い、その場の空気を全力で読もうとする神経疲れこそが「もう人に会いたくない」と思ってしまう原因だと思われる。
リセットをしても同じことのくり返し
人との関係に疲れてしまうと、一気に関係を絶ってしまう悪い癖が出てしまう人がいると思う。
いわゆる「人間関係リセット症候群」なるもの。
環境を変えてみたり、連絡を絶ったりしてリセットすると、一旦スッキリするような気がするが、本人が変わらない限り、また新たな場所や人間関係で同じようなことを繰り返す。
何度か繰り返してしまっている私がいうのだから、ホント( ̄Д ̄)ノ
関係をスッパリ絶った後に全く後悔していないかというと、そうでもない。
後悔していることの方が多いのであるが、自分から関係を絶ってしまった手前、どんなに寂しくなろうとも、恋しくなろうとも、関係を復活するこはできないのである。
自分から関係を絶っておきながら後悔するなんて、バッカじゃねーの?と、自分でも思うのだが、その時は疲れ果ててしまい、もうムリだと本気で思ってしまっているのだからしょうがない。
相手に合わせすぎるクセを何とかしないことには、このサイクルから抜け出せない。
おっぴろげの大切さ
それまでの人間関係を突然絶ってしまう悪い癖のある私だが、最近、やはり自分の性格や考えをおっぴろげにすることの大切さを痛感している。
おっぴろげを意識するようになったのは、自分の性格がほとほと嫌になった30代後半に入ってから。
それまでおっぴろげにすることで、人に嫌われると思っていたフシのある私であるが、意外とそうでもないことに気がついた。
おっぴろげにした方が誰とでも仲良くなれるなんて話の上手いことは言えないが、おっぴろげにした方がものすごく仲良くなれる人が現れる(ような気がする)し、性格の悪さも思う存分披露できるので、ストレスが激減する(ような気がする)。
人に疲れて人間関係をリセットしたくなるのは、相手の性格が原因ではなく、勝手に自分でストレスを溜め込んでしまうから。
適度なおっぴろげは、人と幸せな関係を作るために必要なプロセスだと思うようになった、えみ子さんなのであった。
ではでは。
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