先日、防寒アイテムを買いにユニクロに行った時のことである。
私はブランケットやら靴下やらを探して、お店の中をぐるぐる見回っていたのだが、そこへ20代と思われる若い女子が入店してきた。
その女子は、店に入るなりレジの近くで洋服を畳んだりして作業している店員さんを呼び止めて、「襟の付いていない、白いTシャツのような服ってありますか?」と尋ねていた。
その時、店員さんを見ると顔は笑顔だったが、明らかに戸惑っていた。
自分で探せよ。そんな心の声が聞こえたような気がしたのは、私だけであろうか。
少しやり取りをした後、店員さんがお客を案内して奥へと消えて行ったのだが、正直「貴族のような買い物の仕方だなぁ」と思いながら眺めてしまった。
YouTubeで見たことあるが、セレブが高級ブランドでお買い物する時に似ている。椅子に座っているセレブの元に、色々と商品を店員さんが持ってくるのだ。
おまけに、なんでも店員さんに聞く人って歳をとった人のイメージが強かったが、ユニクロで見たのは
若い女子。
今って、若い子もそんな感じなのかしら??と思って驚いた。
さらに少し前、マイナンバーカードを受け取りに市役所に行った時のことである。
番号札を取ろうと、機械の前に近づいたらスッと職員の方が「今日はどのような要件で?」と聞いてきた。
マイナンバーカードを受け取りに来たと伝えると、その職員さんは手慣れた手つきで機械を操作して番号札を私に渡してくれた。
職員さんは親切で待ち時間も教えてくれたし、迷わなくて済んだので、すごく助かった。
助かったのだが、結局、私は機械にどんな項目があったのか見ることもなかったし、触る事もなかった。
あんまり市役所に行くことがないので知らないが、番号札のところって、いつもああやって職員さんがいるのかしら??
いつも居てくれるならいいのだが、居ない時だってあるだろうに、こんなに甘やかされたままでは機械の操作も分からないままではないか。
せめて機械にどのような項目があったのかは、知っておきたかった。
その後、おばあちゃんに長い間捕まって機械から離れていた職員さんを見て「そうそう、こういう時に自分で出来るようになっとかないとダメだよね」と思ってしまった。
こういうやってもらうことが当たり前になっているから、クレーマーのような人が現れるんではないかと思う。
私だって、どこのお店の店員さんも親切にしてくれるのに慣れきってしまって、たまに塩対応な店員さんに当たると、イラッとしてしまう時がある。
これは反省( ̄Д ̄)ノ
もてなされて当然という考えは、人を厳しくジャッジしてしまうし、少しの不便さにも我慢できなくなってくる。
嫌だわ。全くストレス耐久性のない人ではないか。
ある程度は「できるだけ自分でする」というマインドを持っていた方が、仕事中の人の手を煩わせることも、塩対応にイラつく事もなくなると思う、えみ子さんなのであった。
ではでは。
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