これだけ暑いと、オシャレもおざなりになりがち。
本当は、自分にとっての一軍を着続けたいけど、とにかく洗濯機でガシガシ洗えるものかどうかの方が、重要になってくる。私だけ？
そして、気がつくと『くたびれたぽっちゃりアラフォー』が出来上がっている。
これではいかん！！
ぽっちゃりと言っても、いろんなタイプのぽっちゃりさんがいるが、私は、腕が異常に太いぽっちゃりさん。
よって、夏になると、いかに腕の太さが誤魔化せるかを一番に考えてしまう。これは、中年太りとは関係なく、若い時から最重要。
そんな私が、先日衝撃を受けたのである。
言い方が悪いが、私よりも更なる上を行くぽっちゃりさんが、全身黒黒コーデをしているのを見た。（年上の方）
ぽっちゃりが夏に全身黒って『暑苦しい』と思っていた私だったが、そのぽっちゃりさんは、何だか似合っている。
おまけに、そのぽっちゃりさんは、トップスには黒いシースルーのシャツを羽織っていたのだ。
シースルー！！！しかも、黒！！
異常に腕が太い私には鬼門のアイテムなのに、何故、あなたは平気な顔して着ているのか！？？（失礼）
若い頃、結婚式に出席するために、洋服を買いに行った時の話。
結婚式にお呼ばれした時に着る洋服というのは、ワンピースにシースルーの羽織というスタイルになりがち。
若かった私も、もちろんそういう洋服を探していた。そして、何着か試着してみたのだが、黒いシースルーの羽織が、一番腕が太く見えるという、驚愕の事実。
それまで黒は痩せて見えるという、『黒神話』を信じて疑っていなかった私にとって、衝撃。
白っぽい羽織だと、羽織と腕の境界線がぼんやりして、モザイク効果があったのに対して、黒の羽織は、羽織と腕の境界線が、はっきりクッキリ。
あまりの腕の主張の強さに、店員さんも苦笑い。その姿は、まるで『芸人・今いくよくるよ』の、くるよさん。
そんなことがあってから、黒のシースルーは、ぽっちゃりが着るものじゃないと思っていた。
しかし、先日のぽっちゃりさんの黒シースルーは、なぜか全く気にならない。
何が私と、どう違うのか。
考えてみたが、『自分が納得した洋服を、自信を持って着てるかどうか』ということだと思う。
あの、輝けるぽっちゃりの星『渡辺直美』がそうなように。（すごい好き）
きっと彼女たちは、自分でも微妙と思っている服を着ていない。
自分の好きな洋服を着ているという自覚が、自信となって現れていると思われる。
痩せている人は、よっぽどなことがない限りは、おかしなことにならない（ように見える）が、ぽっちゃりの方が、真剣に、自分が納得できる好きな洋服を選び抜かなくてはいけない。
自信を持って着れば、ひょっとしたらノースリーブもいけるかもしれないと思ってしまった、えみ子さんである。
ではでは。
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