幼少期のことをハッキリ覚えている人と、忘れてしまっている人の差は何なのか。
私は完全に前者で、楽しいことよりも、嫌だった、恥ずかしかった出来事の方を鮮明に覚えている。そう、嫌なことの方が、記憶に残りやすいのだ。
そしてよく思うのだ。あんなことがなかったら、私はもっとポジティブな陽キャラになっていたかもしれないのに・・・。
そして、その起こった嫌なことの数々は、学生時代の出席番号のせいだったことが多かった印象。
いや、元々生まれ持った性格でしょ?って思われるかもしれないが、そこは『本当は陽キャラなのに、嫌なことがあったせいで、仕方なく陰キャラになってしまった』という設定でいたい。
そういう星の下に
思い返すと私の幼少期は、いつもちょっとだけ残念であった。
それは、3月生まれだったことが大きい。
4月生まれの同級生と比べて、体力・知力も追いついておらず、学年的にはひとつ下の友達といる方がしっくりきていた。
そんなこんなで、何をやらせても上手くいかず、いつも同級生から置いてけぼり。
大人になったら1つ年齢が違っていても、そんなに気になることはないが、幼少期の1つは、とてつもなくデカかった。
これで、自己肯定感はかなり低めなマインドが出来上がった。と、思っている。
恥ずかしい記憶
3月後半の生まれだったおかげで、子供の頃の出席番号は決まって一番最後。
そうなると、何かの行事があった時、たいていあぶれる。
幼稚園の、お遊戯会のことであった。
先生が考えたいくつかの出し物に、園児たちが出席番号順(生まれた順)で振り分けられたのだが、他の女の子たちは、花を持った女の子らしい出し物のチームだったと記憶している。確か折り紙で作ったお花・・・。
しかし!そこでもあぶれた私は、あろう事か、男の子たちの出し物に振り分けられたのだ。Why??
そして、今でも忘れられない恐怖の出し物は、『エリマキトカゲ』
アラフォー世代なら知っていると思うが、当時『エリマキトカゲ』なるものが大流行し、子供達は首に風呂敷を巻いて、真似っこしたものである。
それを、親も見てるお遊戯会で、男の子数人の中に女の子が一人混じって、『エリマキトカゲ』の真似をしながらステージ上をぐるぐる回るという、地獄絵図。( ;∀;)
(あら?男子の中に、女一人というのは、大人になっても変わってないな)
練習の時から、花を持った他の女の子のことが羨ましくてたまらなかったし、エリマキトカゲが泣きたいくらい嫌だったのを、覚えている。
これで、執念深いマインドが出来上がった。と、思っている。
思い出は、永遠に
そのお遊戯の発表会が、上手くいったかどうかは記憶にない。
しかし、やりたくなかった『エリマキトカゲ』をやったという記憶は、覚えている。今思えば、しょうもないことだと思うが、子供の頃にはけっこう尾を引いた。
当時の先生たちも、もうちょっと考えてくれればよかったのに。お花の踊りに、一人くらい増えたってどうってことなかったでしょ??と言いたい( ̄Д ̄)ノ
おかげで、ひねくれた陰キャラが誕生した。
とまぁ、陰キャラが出来上がる背景を考えてみたが、今更どうしようもない。
これからは意識的に、陽キャラを目指していきたいものである。だって、そっちの方が楽しそうだと思うから。
今、エリマキトカゲやれって言われたら、全力でやり遂げるのに・・・と、思うえみ子さんであった。
ではでは。
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