夏は臭いが気になるもの

出来事
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普段、私はおっちゃん達に、囲まれて仕事している

長年そのような環境で働いているので、おっちゃん臭にはかなり耐久性がある方だと思う

夏は特に臭いレベルが上がる

そんな環境の私は、他の部署の女の子からいい香りを察知すると、ほんのり癒されるのである

あぁ、女の子っていいなぁ〜と思う瞬間(レズではない)

世の男性には、臭い対策をしっかりしていただきたい【希望】

女の子のいい香りを初めて認識する

私は10代の頃、通っていた学校では船舶免許を取得するべく、3ヶ月弱の遠洋実習があった

その期間は当直して、勉強したり、マグロ延縄漁なんかをやっていた

その間はもちろん、美容室には行けない

髪は伸びきってボサボサ

潮風に当たりまくり、ヘルメット焼けまでできた

それでもその環境に耐えるのに必死すぎて、当時はそんなことは気にしていなかった

が、数ヶ月ぶりに帰ってきた私は、まるで浦島太郎状態

船が到着して、出迎えてくれた同級生の女の子達が、なんとキラキラと眩しく見えたことか

その当時は、空前のアムラーブーム

みんなレイヤーの入ったロングヘアで、制服は膝上のスカートにルーズソックス姿で現れた

自分のボサボサショートヘアに作業服が、ものすごく恥ずかしかったのを覚えてる

そして何より、女の子達からものすごくいい香りが!!

なんせ3ヶ月弱、船の油の匂いや、マグロの生臭さの中で生活してた私

香水?シャンプー?の香りなのかは分からない

とにかく良い香りがして、思わず嗅いでしまったことは覚えている

女の子ってこんないい香りがするんだ〜

完全に同級生を見る目が、男目線であったと思う

ここから私の、“女性らしさ”への憧れが始まった

自分の匂いが気になる

女の子はいい香りがするもの。そうインプットされている私

そこで夏は、猛烈に不安になる

自分は臭くないのかどうか

仕事中、汗で周りのおっちゃん臭のレベルが上がった時、自分のことを嗅いでみる

同じ匂いがしてたらどうしよう?

しかし全く分からん

違う部署の女の子に会う時は、心の中でいつも思う

「臭かったら、ごめんなさい」

夏の対策として

  • 汗をこまめに拭く
  • 制汗スプレーを使う

これは絶対している

いい香りの女性になれなくても、せめて汗臭い女性は避けたい私である

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