不用品引取業者の見積もりは怖い

色んな意味で重たかった家具を処分できて、晴れやかな気持ちであるが、実は、家具を処分すると決心してから、少し時間が空いてしまった。

なぜなら、業者選びに迷ったからである。

その間に何度か『もうこのままでいいか・・・』と思ってしまった。

地域密着型

最初は、よく車で走ってるのを見かける、地域密着型の不用品回収の業者に電話してみた。

ホームページもしっかりしていたし、料金表もあって、『何となくこれくらいの値段になるかなー？』というのが分かって良いと思ったからだ。

しかし！！何回電話してみても繋がらない。お問合せフォームがあったので、メールを送ろうとしたけど、送信できない。

もしかして、廃業している！？と思ったけど、電話は鳴っているし、町中を走っているのは相変わらず見かける。

なのに、なんで私には繋がらない？？( ；∀；)

もしや、これは家具を捨ててはいけないという、何かのお告げなのかもしれないと思ったほどである。

捨てる決心が、これ以上揺らがないように、さっさと業者を決めなければ！！と思った私は、今度はググって出てきた、全国展開しているメジャーな業者に見積もりをお願いしてみた。

大抵は『LINEで見積もりできますよー』みたいなことを書いていたので、何社かに、LINEで家具のサイズと、実物の写真を撮って送ってみた。

が、各社ぼんやりとした金額も教えてくれない。『現地にて無料見積もりした上で、よければそのままの引き取りとなります』とのこと。

怖い！怖すぎる！そんなの来てもらったら、小心者の私は、言い値で承諾するしかなくなるではないか！

そういう手なのかも！？？

そのうちの一つに、お金の準備もあるので、大体の値段でもいいので教えてください。と、正直な質問を送ってみた。

そしたら、おおよその目安で一万五千円パックの案内になりそうなことと、現場状況によって値段が変わることがあると、教えてくれた。

そりゃ、そう言うわな。( ；∀；)

でもやっぱり、はっきりした値段を言ってくれないところが、怖い。

これも、家具は捨ててはいけないという、何かのお告げかと思った。

一万五千円より高くついたとしても、一度来てもらったら断る自信がない私。

もう、家具の処分は諦めようという気持ちと、高くてもいいから身軽になりたいという気持ちの、せめぎ合いであった。

とりあえず、もう一回だけ地域密着型の業者に電話してみて決めよう。

そう思って電話してみたら、今度はあっさり繋がった。今までのは一体何だったのか・・・。

しかも、写真も見せてないのに、サイズを口頭で言っただけで、ハッキリ値段も提示してくれる。

「それだと、３千円になります。」

何ですと？？(￣Д￣)ﾉ

何かの間違いかと思い、正直に、かなりの重さがあることを伝えて、さらに聞き直す。何度聞いても、料金は変わらない。

しかも、10分後には引き取りに来れると言うではないか。

あんなに処分するまで悩んだのに、決まれば一瞬。本当に、10分後には業者さんが到着して、あっという間に引き取って行った。

電話が繋がらなかったのは、忙しすぎたからのようで、その日はたまたま空いていたそうだ。追加料金を取られることもなかったし、最初に、ハッキリ値段を言ってくれたことがありがたかった。

本当に、諦めなくて良かった。

それにしても、このような不用品を出すことは、やっぱり心苦しい。

これからは、このような業社さんのお世話にならないような、生活を心掛けようと誓った、えみ子さんである。

ではでは。