退社して1ヶ月半、ようやく重い腰を上げてハローワークに行ってきた。
遅い!!という(心の)声が聞こえてくるが、言い訳をさせてくれ。( ̄Д ̄)ノ イッタイダレニ?
まず、最初の理由その1としては、引っ越しがあったこと。
本来なら退社してからすぐにハローワークに行くものなのだろうが、退社してから引っ越しまで2週間くらいの間が開いた。
無職になったからには早々に引っ越した方が良かったのかもしれないが、友人や飲み友達とのお別れが名残惜しくなってしまい、ついズルズルと先延ばしにしてしまったのである・・・( ;∀;)
引っ越し繁忙期で、「引っ越し費用が嵩むのを避けたらこーなった!!」と周りに言ってたことは、単なる言い訳。
失業保険を申請するにしても、新しい働く先を見つけるにしても、やはり住民票の移動が完了しなければ始められなかったのである。
理由その2としては、本当に陸上勤務でいいのかという自問自答をしてしまっていたから。
普通、陸上で働く人が失業したらハローワークに行くのだろうが、船員は運輸局で手続きをする。(次も船員として働く事を希望する場合)
船に乗り続けることに限界を感じて退職を決めた私だったが、やはり心のどこかで船員としてのメリット(給料)を完全に手放すことに抵抗があったようである。
前職ではもう限界だったが、ひょっとしたら運良く、ポンコツでも働けるような船があるかもしれないと、ちょっと考えてしまった。
そんな往生際が悪すぎる私は、一応船員の失業保険の申請の期限はいつまでかは聞いてみようと、運輸局に行ってみたのだが、悲しいほど場違いな人扱いとなった。
基本的に船員といえば男性なので仕方ないのだが、出てきて対応してくれたおじさんに、船の厨房で働く司厨員を希望している人と思わる始末。
どうも話が噛み合わないので、申請の期限を聞いてサッサと帰ろうを思ったワタクシ。(申請はハローワークと同じく一年間らしい)
そして最後に「女性の方で、定年まで船に乗り続けている人っているんですか?」と聞いてみたら、そのおじさんは腕を組んで「う〜ん」と考え込んでしまった。
まぁ、そうだよな。と、ここでようやく船を降りる決心が付いたのである。
ようやくハローワークに行こうと思うことが出来たのだが、今度はどこのハローワークに行くかで悩んでしまったのが3つ目の理由。
私が実家を出たのはもう20年以上も前だったのだが、地元が想像していたよりずっとさびれていて、おったまげ。
20年ぶりくらいに街中をぶらぶら歩き回ったり、学生の頃に通っていたお店を覗いたりしてみたが、どこもかしこもお年寄りばっかりで震える。
当初は住民票のあるところのハローワークに行くつもりでいたが、ここで(就職先があったとしても)後悔しないんだろうかというような考えが頭をよぎった。
住民票のある完全地元のハローワークにお世話になるか、それとも県庁所在地であるちょっとお町のハローワークに行くか・・・と悩んでしまい、さらにハローワークに行くのが遅くなった。
(電話して聞いてみたら、どっちに行ってもいいが途中変更はできないとのこと)
色々悩んだが、実家に戻って1ヶ月程で(すでに)実家から脱出したいと思っている自分がいる。
働き口が見つからなかったとしても、一旦、脱出する努力はしておいた方が後悔がないだろうということで、ようやくお町のハローワークにお世話になることに決定したのである。
そんなこんなで時間はかかったが、ハローワークに初めて行ってきたので、その時の模様を次回。
引きこもりがちなので、小さなネタを長く引き延ばして書こうとしている、セコいえみ子さんなのであった。
ではでは。
コメント