お盆は独り身に優しくない

出来事
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お盆というのは、独り身には優しくない。

まぁ、そりゃそうか。祖先を家族総出でお迎えする行事だもの。

普段一人でプラプラと出かけることに何の抵抗もないのだが、お盆やお正月などは、何となく寂しい。・・・ような気がする。

平日だと一人でカフェやレストランで、一人食事している人を結構見かけるのに、このような連休では、さっぱり見かけない。

同士たちよ、どこに行った??( ̄Д ̄)ノ

普段は一人で行動している人たちも、お盆はやはり家族と一緒にいるものなのか。みんな帰るところがあるんだね・・・。(遠い目)

このような日は、家に引きこもるに限る。

そう思っていたのだけど、仕事に持っていくお弁当の食材はないし、シャンプーが切れてしまったので、仕方なく家族連れが賑わうスーパーへ。

せっかくだからお惣菜でも買って帰ろうと思ったら、何ということでしょう。

お惣菜も、お盆仕様ですよ。

絶対に一人で食べ切れないような、おかずがてんこ盛り。焼き鳥の盛り合わせ、サラダの盛り合わせ、刺身の盛り合わせ。

そのおかずを、子供たちを引き連れたお母さんが、どんどん買い物かごの中に入れていく。

なんとスーパーのお惣菜売り場は、独り身には優しくないことよ。

こんな日は、コンビニに行く方が正解かもしれない。ただ割高なのが、問題なんだけど。

結局、豪華なお盆仕様のおかずたちからスミに追いやられていた、数少ないのり弁を買って帰った。きっと私のような人が、こののり弁を買っていくんだろうな。

お盆に、一人のり弁。

これはこれで気楽であるし、のり弁は美味しいので、まぁ、いいか。

のり弁を前に、「しばらくお墓参りにも行けてなくて、ご先祖様すみません」と、心でお詫びする、えみ子さんなのであった。

ではでは。

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