丁寧な暮らしとは、日々の何気ないことに手間と時間をかける暮らしのこと。
そんな暮らしに、ものすごく憧れている。
だって何となく、丁寧な暮らしを実践している人は、健康的に見えるから。おまけにおしゃれにも見えるという、ナイスなポイント。
しかし、この丁寧な暮らしというのは、お金がかかる。
丁寧な暮らしのイメージ
朝、起きて一番最初に口にするのは白湯。
食べるものには相当なこだわりがあり、ご飯は土鍋で炊いたり、果実酒を手作りしたりもする。野菜はもちろん、オーガニックなもの。
インテリアや、日常的に使う道具にも強いこだわりがあり、自然の温かさが感じられる木目調の家具を取り入れている。お弁当箱はもちろん、プラスチック素材なんか使わず曲げわっぱ。
洋服は肌に優しい天然素材のもので、the・無印良品店のマネキンコーデ。ちょっとゆったりしたシルエットが特徴的。
そして、なぜか前髪をぱっつんにしがち。
正直言って、こんな生活・人に憧れておりました。
だって絶対健康だし、常に穏やかな精神状態を保てそうじゃない?
人は人、自分は自分と言った感じで。
丁寧な暮らしに向かない人
それは私のことである。
一応自炊はするし、地元野菜を買うようにはしているが、手間と時間をかけない一品料理。
弁当箱は、前の晩の残りだったり、大量に作ったおかずが2〜3日続くことがあるので、レンジでチンできるプラスチック素材のもの一択。特に夏場はチンしないと、危険。
よくインスタで見る、曲げわっぱのお弁当が美味しそうで憧れるんだけど。
弁当箱は無理でも、日常的に使う物は、できるだけプラスチック素材を避けたいと思っていた。
そんな私は、タオルなどを天然素材のカゴに入れて、カビさせたことがある。天然素材って、手入れが大変なのね。ここにも手間と時間をかけなきゃいけないとは・・・。
洋服も、無印良品のマネキンに着せてるようなコーデもしてみたいと思ったことがあるが、これがびっくりするくらい似合わない。
ああいうコーデは、痩せている人しか着てはいけないと思った。
肩幅ガッチリの首太い私が無印コーデをすると、ただの掃除のおばちゃんが出来上がる。
素敵に見えないなら、丁寧な暮らしをする意味がないのである。このような考え自体が、向いていないと思われる。
手間と時間をかけた料理
そんな私も、手間と時間をかけた料理にはまったことがある。その料理の名は、餃子。
美味しい餃子とビールって最高じゃん。ということで。
キャベツで作ってみたり、白菜で作ってみたり、分量を変えてみたり。とにかく仕事が休みのたびに、作って焼いた。
ちなみに、白菜の漬物を水で洗って作るのが、一番美味しかった記憶。
美味しい餃子を作るために鉄のフライパンまで買ったし、回数を重ねるごとに、そこそこ美味しくなっていく餃子。
嬉しかったのだが、ある時気がついてしまった。冷凍食品の餃子の方が、かなり安上がりなことに。(遅い)
手間と時間をかけた方が高く作って、なんなの・・・。
そして最近の冷凍食品の餃子って、美味しいのね。おまけに、超綺麗に焼ける。
この冷凍餃子の美味しさを知ってから、自分で餃子を作らなくなってしまった。
今までの手間と時間は一体何だったのか。しかもお金をかけてまで。( ;∀;)
丁寧な暮らしとはますます縁遠くなった、えみ子さんなのであった。
ではでは。
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