1人で生きていく独身女だからといっても、親戚繋がりまでどうでもいいとは思わない。
だって人は一人では生きていけないから。
時々は、息苦しく感じることもあるけれど、それでも上手くやっていけたら心の拠り所となり得る。
かもしれない。
拍子抜け
気の合わない妹の帰省に合わせて、自分も帰省するか大いに迷った。
しかし、3年以上会っていない姪っ子と甥っ子に会いたいのと、会っていない間に増えたという保護犬2匹に会いたい欲の方が勝って、帰省。
会っていない3年間の間に妹は丸くなり、一日一キレだったような妹が、何があったのかキレていない。今のところ。
何という平和、何という穏やかさ。私の心が。( ̄Д ̄)ノ
上手くいっていない家族というのは、一度距離を取ってみることで、関係が変わることがあるのだなぁと、感じた帰省であった。
家族サービス
家族というものは、全く思い通りに動かないもの。
当たり前のことなんだが、長く一人でいることに慣れてしまっている自分としては、自分のペースを乱されることが、こんなにもエネルギーを消耗してしまうものなのか・・・。と、実感。
姪っ子と甥っ子。ついでに従姉妹の子供も一緒に、アラフォー独身女が普段絶対行かないようなところに、行く。子供たちは遊びたい、お婆ちゃん世代はのんびりお茶したい。で、カオス状態。
おまけに話の流れで、私が一人で子供たちと、二日連続映画館でワンピースとピカチュウを見るハメにもなった。
元々子供が得意ではない私は、子供たちに振り回されっぱなし。
それで親も姪っ子たちも楽しんでいるし、喜んでいるのだから、それはそれでいいのか。
人のために
帰省中、久しぶりに行きたかったところには、どこにも行けなかった。
それはとても残念だったし、ヘトヘトに疲れたけど、よく分からない充実感はあった。
いつも微妙な緊張感のある家族ではあるけれど、喜んでくれる姿を見るのは、やはり嬉しいと感じた。
自分と親との苦しくなる関係は、姪っ子や甥っ子世代には関係ない。
家族(身内)は自分の味方だと感じてもらいたい。
家族が喜ぶ姿を見ていると、他の人の喜ぶことは自分の幸せと感じることができるし、人のために、何かできることはないかと、考えられる。
家族に対してだけではなく、他人に対しても、こういう気持ちを持つことは大事なんではないだろうか。
家族といがみ合っている時は他の人のことを考える余裕はなく、自分のことだけを考えてしまいがちなのに。
『人のため』に何かできることは、喜びになると思えた帰省であった、えみ子さんなのである。
ではでは。
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