嫌なことを「嫌」と言えない人の人間関係

人間関係の迷走
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嫌なことを「嫌」と言えない人間関係は、健全ではない。

というか、言えない本人にとっては、完全に精神的に不健全。

あんまり我慢を続けていると、サウンドバックにパンチするくらいでは発散できなくなるし、自分の感情が分からなくなってくる。

健全な人間関係を築くには、ちゃんと自分の「嫌」という感情に向き合うことは大切だと感じる、今日この頃。

嫌と言えない人

「嫌」と言えないでいると、我慢と忍耐でしか人間関係が続かなくなる。

嫌なことを「嫌」と言えない人は

  • 嫌われたくない
  • 劣等感が強い
  • 優柔不断

という大きな三つの特徴があると思われる。

嫌われたくないと思うあまり、自分の嫌という気持ちより、相手の嫌という気持ちの方にアンテナが向いてしまう。

そして、相手の嫌という気持ちを察知してしまうと、全力で軌道修正しようと頑張ってしまうのだ。

嫌と言える人との関係

嫌と言えない人と、はっきり言える人の人間関係はそのうちに破綻する。

以前、はっきりと断る人(女子)と仲良くなったことがる。

ハツラツとしたみんなの人気者で、私は仲良くなれたことがすごく嬉しかった。

一緒にご飯を食べに行ったり、買い物に行ったりと、最初はすごく楽しかったのだが、そのうちにモヤることが多くなってきた。

彼女がここに行きたいと言ったところには、もちろん、私は行く。もはや全く興味がないどころか、苦手だなと思うところにも行っていた。

彼女は私が苦手な場所ということも分かって誘っていたのだが、今思うとスゴいな。

私には、全くない感覚。

「いいじゃん、付き合ってよ〜」といった感じだったのかしら?

そして、苦手な場所にも誘われるがまま行っていたので、当然のように私の行きたいとところにも一緒に行ってくれるもんだと勝手に期待してしまっていた。

ところが、彼女は自分の興味のないところには、全く付き合う気はなし。

それは、10回付き合おうと、20回付き合おうとも変わらない。

彼女にとっては、嫌なものは「嫌」だったんだろう。

嫌と言えない人は、嫌と言える人に恨みを募らせるようになってくる。

少なくとも、私はそうだった。( ̄Д ̄)ノ

最初は考えないようにしていたけど、私は苦手なところにも行ってやったのに、なんであの子は付き合ってくれないのかという、ドロドロした感情が抑えきれなくなってきた。

結局、彼女は私の気持ちを尊重することはなかったし、私も彼女の気持ちを尊重できなくなっていたのである。

今思うと、なぜあんなにムリして一緒にいる必要があったのか、謎。

嫌と言えない者同士の関係

変わって、嫌と言えない者関係は居心地はいいと思う。

お互いに相手の「嫌」な感情に敏感なので、相手がちょっとでも嫌がったらサッと引く。

しかし、ここには問題が。

嫌なことを強要されることはない代わりに、関係は全く進展しないのである。

繋がっておく努力をしないと、あっという間に疎遠になっていくという、残念感。

人間関係って、本当に難しいヽ(;▽;)ノ

嫌なことを我慢し続ける人間関係はゴメンだが、嫌な思いをするくらいなら誰とも関わりたくないというのは寂しすぎる。

ちゃんと人との関わりを持ちながら、お互いに自分の感情を尊重し合う健全な人間関係を築きたい。

そのためには、自分の感情をちゃんと知ることも大事だと思う、えみ子さんなのであった。

ではでは。

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