無職・子供部屋おばさんの社会復帰は前途多難

トラックドライバーを目指し、運送会社に就職してみた、ワタクシ。

が、元々要領がいい方ではないし、人間関係も上手く築けないので、毎日自分のポンコツ具合に絶望している。

何でもとりあえずやってみる精神で挑んでみたが、これはひょっとして間違えた！？と思う毎日である。

ドライバーを目指した理由としては、今まで何事も上手くできない私でも、船の運転だけは（なぜか）前職でも出来ていたので、ドライバーだったら向いているんではなかろうか？と、考えたからである。

そして、世の中ドライバー不足と聞くし、（トラックに乗ろうと思っていたわけではないのに）自分の乗っている車がマニュアル車なので、何とかなるのではなかろうかと・・・。

→20年以上のブランクを乗り越えて、マニュアル車運転

が、（当たり前だが）考え甘かった(￣Д￣)ﾉ

実際に働いてみると、車を運転している時間より、荷物を積み込む作業の時間のほうが（めちゃめちゃ）長いのである。

おまけに、私が担当する（予定）のところは、企業向けの（何じゃこりゃ？？と言いたくなるような）荷物で形も重さもバラバラなのに、それを降ろす順番、重さ、方向を考えながら綺麗にトラックに収めなければならない。

これは、（超高度な）テトリスか何かなの！！？？(　ﾟдﾟ)ﾜﾀｼ、ｹﾞｰﾑﾊﾆｶﾞﾃﾅﾝﾃﾞｽｶﾞ

一緒に乗っているベテランドライバーのおじさんは、それを悩みながらも綺麗に積み上げていく。

おじさん、ガラは悪いが（失礼）、本当にすげぇぇ！！！( ；∀；)

私はあんなに荷物を綺麗に載せる自信もないし、（行ってみたら田舎すぎて）道を覚える自信もない！！

それ以外にも、他の小さなトラックに乗せる荷物を仕分ける作業を手伝う時、自分の要領の悪さに絶望し、一日に何度もこんなのできるようになる日が来るんだろうか・・・？と思ってしまった。

ベテランドライバーのおじさんと一緒にトラックに乗っている間、私の前に在職していたらしい女性ドライバーさんの話を聞くと、その女性は20代で、元々１０tの大型ドライバーに乗っていた経験があるのに、3ヶ月で辞めて行ったそうな。

それを聞いて、正直、「私はいつ辞めよう？」なんて思いはじめた矢先、試しに４tトラックを構内で（全後進だけ）運転させてもらったら、エンストはしないし、普通に運転できる、ミラクル。

隣に乗っていたベテランドライバーのおじさんも、頷いていたので、悪くはなかった模様。

う〜ん。これは向いているのか、向いていないのかの判断をどうすればいいのか分からない・・・。( ；∀；)

そのような絶望な日々を1週間（？）くらい過ごしていたら、上の方から「別の部署に行ってみない？」という話が来た。

話を聞いてみると、３tトラックにはなるが、県外に（本当かどうか分からないが）重くない荷物をとってくるだけなので、ほとんど運転になるという、（私にとっては）非常にうまい話。

あまりのポンコツっぷりに、会社の人が移動させることを考えたのかもしれないが、この話を聞いて、以前だったら「あぁ、私には４tトラックは無理だと思われたんだ・・・」とか「部署の人たちから使えねぇ判断をされたんだ・・・」とか考えて落ち込んでしまっていたと思うし、４tトラックが普通に運転できるようになるまで、「もう少し頑張りたい」とか、うっかり言っていたかもしれない。

そういう『逃げることは恥』というメンタルで、船に乗り続けてきた。(￣Д￣)ﾉ

が、無職になる時、そういう重い考えはやめて軽く生きようと思った私は、そのうまい話にソッコーで飛びつく。

よろしくお願いします！！(￣∀￣)

1週間お世話になった部署には、迷惑をかけただけで終わってしまったが、もうそれも終わったことなので、あんまり考えないようにしよう。

さらに1週間経った時、自分でもどういう状況になっているのか不明な、えみ子さんなのであった。

ではでは。