子供の頃は、親の事を重いだなんて感じたことがなかった。
親の言うことは当たり前のように、そのまま信じて喜んだり、傷ついたりしていた。それでも子供にとって絶対的なのが、親というもの。
それが、なんということでしょう。
年齢を重ねるにつれて、絶対的だったはずの親の姿が、ただの人。
よく考えたら当たり前なのだが、アラフォーになってからというもの『親って、こんなよく分からないこと言う人だったっけ?』と思うことが増えてきた。
そんな悩める私に、いつものYouTube。
山田玲司の切り抜き動画が、おすすめに上がるようになってきた。それが、すごく良かったのだ。
正直、山田玲司という人を、この1ヶ月前くらいまで、全く存じ上げていませんでした。
YouTubeの、おすすめ動画で上がるようになってからも「なんじゃ、このおじさんは?」状態。(失礼)
おまけに、なんでこのおじさんのYouTubeが上がってくるのか謎だったのだが、岡田斗司夫繋がりであった。→次の時代を生きるヒントをくれる「ぼくたちの洗脳社会」【岡田斗司夫】
調べてみると漫画家だったのだが、作品も読んだことないみたい。やっぱり知らない。
最初はスルーしていたのだが、切り抜き動画のタイトルにそそられた。
『なぜ日本は生きづらい人を大量生産するのか』とか『Z世代とは何者なのか』とか『親ガチャの本質』とか『40代で人生に苦しむ相談者にエールを送る』とか。
このようなタイトルにそそられた私は、病んでるのかしら?
しかし、実際見てみると、なるほど!と、思わず膝を打つ面白さ( ̄Д ̄)ノ
この人ほんとに漫画家さん?おしゃべりがすごい上手ーー。
『山田玲司のヤングサンデー』が大本なのだが、マニアックすぎるので切り抜きを推薦する。
中でも、親問題のトークが一番突き刺さった。
私にとって、親からの無言のプレッシャーが、ずっと重くて苦しい。
何かを言われた訳でもないし、私の妄想といえば妄想なんだろうけど、とにかく重いのだ。
「困ったときは、あなたが何とかしてね?」と、言われているような気がする。(ひょっとして、これが親が私にした、初期設定??)
それから逃げたいがために、自動的に親の粗探しをしてしまってる、アラフォーの情けないワタクシ。
逃げ出してしまっても「私のせいじゃないんです。全部親が悪いんです。」と思いたいじゃない?
その留まるところを知らなかった粗探しが、山田玲司の切り抜き動画を見て鈍化。
「親ってこんなよく分からないこと言う人だったっけ?」と思っていたのだが、父親と母親のそれぞれ育った環境や、その両親のことを考えると、「まぁ、あんな性格になるのも頷ける・・・」
きっと親の、そのまた親も、子供に同じような初期設定を施したのだろう。
そんな風に冷静に考えると、私と親の関係も、もう少し改善できるような気がする、今日この頃。
親との関係は今後の課題だが、とにかく上手くやっていきたい。
親を冷静な目で見るキッカケをくれた、山田玲司YouTubeに感謝。
しかし、YouTubeを見て、本人の漫画ではない『進撃の巨人』を読みたくなるってどうよ?と思う、えみ子さんなのであった。
ではでは。
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