親が歳を取り、以前とは変わってしまった親子関係に、戸惑うアラフォーは多いのではないだろうか。
このような戸惑いを、誰かに相談できたら心強いのに。と思うが、自分で対処しなくてはいけないのが、おひとりさまの使命である。
そして、最近ではいつでもこの使命から逃げられるように、親のアラ探しをしてしまっている。
こんな親だから、私が逃げてしまうのも無理はないでしょう?と、自分に言い訳ができるようにだと、思われる。
しかし、そんなことをしても結局は罪悪感で、自己嫌悪。
逃げられないのであれば、ちゃんと向き合わなくてはと思う、今日この頃。
考えてみれば、当たり前なのになんで気が付かなかったんだろう?目からウロコだったYouTube。
父のてっちゃん
私は父のてっちゃんと、口を聞かない期間が長く続いた。
→アラフォーのこじれた親子関係は、自分が変わることで改善する・・・かも。
今まで自分本位でてっちゃんを見るとイライラしていたが、最近になって、冷静にてっちゃんの本質を考えてみる。
思い返せば、てっちゃん自身も両親に大切に扱われていたという感じがない。
てっちゃんの両親は、私にとっての祖父母であるが、祖父が絶対的権力を握っていた、the・昭和な家族だったと思われる。
祖母は、子供たちよりも祖父の言動を気にしていたようだし、それは孫たちに対しても変わらなかったような。
夏休みに、祖父母の家で親戚一同が集まった時なども、一つある扇風機は祖父だけに向けられ、首を振ってみんなに風がいくようにとかしなかった記憶。
その扇風機を操作していたのは祖母で、どんなに暑くても誰も文句を言わず、ただ当たり前のように祖父のみに向けられていたのである。
てっちゃんは、そんな絶対的な祖父に対して、どんな感情を持っていたのだろうか?
尊敬してたかもしれないが、おそらく祖父の言われるがままの人生だったような気がする。
親になりきれなかった人
私のてっちゃんに対するイメージがこれ。
祖父の言われるがまま、祖父の探してきた(私の)母と結婚したてっちゃん。
(仕事も、祖父が探してきたと聞いたことがあるような・・・)
そんな母と喧嘩するたびに、祖父母のところに逃げ込んで、嵐がすぎるのをひたすら待っていた。
てっちゃんにとっての家族は、自分が親の家族ではなく、自分が子供でいられる祖父母の家族だったんだなぁと、今でも思う。
それは、祖父母がてっちゃんのことを大切に扱っていたからではなく、祖父の言うことを聞いていれば、何とかしてくれたからではないだろうか。
完全に、祖父に依存していたと考えられる。支配とも言えるかも。
変わらない
そんなてっちゃんは、依存先を変えていっているように見える。
最初は祖父だったが、祖父が亡くなった後は兄である、私の伯父さんに。
この伯父さんは、the・長男で頼りがいのある伯父さんであった。
その伯父さんも数年前に亡くなり、頼る人がいなくなったてっちゃん。
ずっとそのように生きてきたてっちゃんは、そのような人が必要なのだろう。
今度は私に『何かあった時は、何とかして』と言っているような気がしてならない。誰かー!!気のせいだとイッテェーー!!ヽ(;▽;)ノ
なぜそう感じるかというと、妹に対する態度と違って、明らかに私の顔色を窺っているからである。妹の方がキレやすいのにも関わらず。
おそらく、妹よりも私の方が何とかしてくれるんじゃ?と思われているような。
私に対する扱いが、完全に長男。しかも昭和的な。
ここで私がどう思ったところで、てっちゃんはもう変わらないと、確信。イライラする方が損なのである。
自分の親であっても、なるべく他人事として受け取り、心穏やかで居れるようにするのが正解のような気がする。
これで経済力があったら、もっと心穏やかでいられるのにと思う、えみ子さんであった。
ではでは。
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